中居くん主演の『私は貝になりたい』見に行ってきました。
正直な感想としては、ドラマで十分だったかも。
いつだったか中村獅童さんがドラマで『私は貝になりたい』をしてたけど、このドラマの方がテンポも良く涙を誘う感じになってたように思う。
ドラマでは上級士官の話、今回は上官の命令に逆らえない下級士官の話。
映画は色々中途半端に感じたよ。
ただ、中居くんが「（剛と）共演してみて、『草なぎ剛スゲー！』って思った。」って言ってて、
その意味がすごくよく分かった。
ほんの数シーンの出演だったけど、すごく存在感もあって必要不可欠な役者となっていたように思う。
死刑囚の収容所での国境を越えた人間同士の感情はとても暖かく描かれてた。
本気で敵国を憎み、喜んで人を手にかけてた人なんて、いないと思う。
アメリカ兵も日本兵も、会った事もない人たちの勝手なケンカのせいで巻き込まれたに過ぎないんだろうなと。
だって、目の前にいる敵国の兵が、直接自分に害を及ぼしたわけでもなんでもないんだから。。
こういう形で出会わなければ、もっと違う形で出会えていたら、お互いかけがえのない存在になったかも知れないのに。。
今もなお、そんなことが起こってる。
悲しいね。。