サラリーマンは務まらなかった私~コンサルタントの戯れ言 2022-09-22~ | 現場力の強化と現場力活用に役立つ情報を発信するオフィス・ビブラビのオフィシャル・ブログ

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先日、

社会人として最初に勤めた会社の

同期会に参加しました。

 

その会社には約10年勤めました。

 

当然退社してからの方が長いのですが、

同期入社であることは変わらないからと

今でも同期の集まりがあれば

声をかけてくれます。

 

本当にありがたいことです。

 

その会社を辞めたのは

30代前半のことです。

 

たかだか仕事人としてのキャリアは

10年くらいです。

 

自分が優秀だという自覚も

自分の能力への自信も

全くありませんでした。

 

優秀だから辞めたとか、

会社に見切りを付けたとか

言われたこともありましたが

全くそんなことはありませんでした。

 

ただ会社勤めする上で

必要なものの中で

私には欠けているものがあることに

気付いていました。

 

実はその会社を辞めることを伝えた時、

祖父に言われたことがあります。

 

やはりサラリーマンは

務まらなかったか

 

祖父は中小企業の経営者でした。

 

祖父には

サラリーマンに必要なものの中に

私には欠けているものがあることが

見えていたのだと思います。

 

そして転職する人や

サラリーマンを辞めて独立する人は

決して優秀だからではないと

知っていたのだと思います。

 

その時の祖父の言葉は

妙に腑に落ちましたし、

今でも忘れられません。

 

誰にでも長所と短所がありますが、

欠けている能力があることを

自分で認めるのは楽しいことではありません。

 

一種のコンプレックスです。

 

今回久しぶりに会った

今もその会社に勤め続けている同期たちは

私には欠けていた能力を持っている人たちです。

 

そんな同期たちに負けたくない!

という思いが

努力する原動力になっていた気がします。