わたしは、tomajoDAO(とまじょだお)農業系コミュニティに参加していきます。
このtomajoDAOには、日本の北は北海道から南は石垣島まで、色んな農家さんが参加されています。
わたしは農家ではありませんが、コミュニティの創設者と繋がることが出来て、なりゆきで⁈参加してもう2年以上が経ちました。
もちろん、農家でなくても参加できますし、毎月の費用などかからないので、皆さん気軽にやり取りされています↓
そのtomajoDAOの中に、千葉県銚子市でスイカ栽培されている、彦兵衛農園の林さんという方がいらっしゃいます。
その林さんの作ったスイカが今年も届きました!(^-^)v
その様子はインスタ投稿しました↓
これは「姫まくら」という品種で、ラグビーボールくらいの手頃なサイズ。
切るとギッシリと実が詰まっていて、とってもジューシー。
「まぁ、スイカなんてそんなもんでしょ」
という声が聞こえてきそうですが、今年は昨年よりズッシリとした重みを感じます。
今年は林さんの自信作なのか、どこか自慢げにスイカを送り出す雰囲気を感じました。
というのも、昨年の林さんは、とても悩んでいました。
「スイカが、思うような味になっていない…」
糖度を調べたり自分でも味見をして、そう思ったのでしょうが、なかなか出荷をしないのです。
その様子を見て、tomajoのメンバーの多くが、
「林さんが納得いかないのは理解出来るが、わたし達は林さんのスイカが食べたい。だから売ってくれないか?」
と、ディスコード内でコメントしてまして、わたしも同じ思いでした。
いまの日本には、スイカに限らず美味しい物が溢れています。
さらに、農作物に関する情報も、手元のスマホで簡単に得られて、指1本で注文できて自宅に届く。
沢山の美味しい商品と、氾濫する情報の中で何をどのように選んでいくのか?
その基準は、もはや
「誰が作っているのか?」
スイカならば、味や産地ではなく生産者の名前で購入する時代です。
林さんが、年に一回しか獲れないスイカに全力で向き合っている。
天候や自然の猛威など、自分ではどうしようもない状況と闘っている。
その様子をコミュニティの皆んなは知っている。
だから林さん、いや「林産」のスイカを毎年買うのでしょう。
そして届いたスイカを、シャクシャクと味わいながら、
「うまいなぁ。今年もこの季節が来たなぁ」
「去年より甘味が強い感じがする」
そんな幸せな瞬間も味わえる。
「これこそが、豊かな暮らしなんだなぁ」
と、最近思うようになりました。
生産者を知ることで、こんなにもスイカに対する見方が変わるとは。
これは、わたしが死ぬまで、あるいは林さんがスイカ栽培を辞めるまで続くでしょう。
日本の旬を味わうって、ほんと贅沢です。
林さん、ありがとう〜(^∇^)
林さんのスイカは、農村日和(のうそんびより)
というサイトからも購入できます。
もちろん夏季限定なので、購入はお早めに↓