去年の5月以降、娘が完全不登校になりました。

 

 

 

 

 

娘はもう学校に行かないと決めてから、少しずつ明るくなりました。

学校に行かないし、勉強もしない。

親としては勉強をしないことに当然不安がありました。

 

塾だけでもいかないかな?チャレンジタッチ再開しないかな?

時々勉強教えてあげようかな?自習してないかな?

 

他の中学2年生に遅れないように勉強させたほうが良いのでは?と頭の片隅で思っていました。

だけど、勉強が必要になったらその時するよね、とだんだん思えるようになってきたのです。

 

勉強に対する不安が気にならなくなっても、対人関係や学校行事の思い出など、中学生活でしか経験できないことがたくさんあります。私たちの思い出にある行事を、娘にも体験してほしい!という気持ちもチラチラするのです。

 

この1年、こんな不安や欲求に折り合いをつける日が多かったです。

昨日は「まぁいいや。娘の人生だし。」と思っていても、今日は「娘の出る体育祭を見たいなぁ。」とか思ってしまったり。

 

今まで私が歩んできた人生に娘の人生を照らし合わせて、同じような経験をして、同じような思い出を作ってほしい。

こんな風に思っていました。

 

 

だけど、私は私。娘は娘。

価値観も気持ちも人生も違う。

私は娘の人生を認めないと、と思いました。

 

 

 

娘は今、好きなことだけをしています。

がんばって毎日学校に通っている子からしたら、ズル休みしているとか、怠けていると思われると思う。

私も娘が不登校にならなかったら、そう思っていたかもしれないし、不登校の子はなにかしらの病なんだろうなとも思っていたと思います。(失礼ですよね、スミマセン)

 

 

娘が今好きなことだけをしてるのは、これから世間に出るための充電時間だから。

娘だってもう15歳になる。このまま家で好きなことだけをして過ごせるとは思っていないし、外に出て働きたいと思っている。

高校は通信制高校に行くつもりで、将来のことも少しずつだけど考えている。

学校に行っていない間、自分のご飯は作れるようになった。家族のためになることも自分から進んでやるようになった。

ipadを買ってイラストの練習して、友達から褒められるくらい上達した。ギター背負って電車に乗ってレッスンに通っている。11年目のバレエも週2回だけど頑張ってる。

 

本当にただ学校に行けていないだけ。勉強をしていないだけ。

 

娘を見ていたら、今学校に行ってなくて勉強をしていないけど、将来一人でちゃんと生きていけるだろうな、って思える。これ大事だと思います。子どもが自立できるようにするのが親の役目だと、私は思います。だからうちは大丈夫!