大切な人がいる
守りたい人がいる
仕事
お金
名声
いろんなものがあると思う。
なんのためにバンドをしてるのか。
これも人それぞれだと思う。
なんのために音楽をしてるのか。
俺はその時期によって違う。
10代の頃は戦争を無くしたいとか言ってたな(いやそれは今でも心の中にもちろんあるけど)
俺の中ではポリシーというか自分の中での決め事というか、こういうスタンスでいく
的なのが、ある。
この3年間隠してきたことでもある。
努力は人には見せない
こと。
まぁ単純にその方がかっこいいじゃん？って感じで
で、それで誰にも文句言わせないドラム叩けたら超かっこいいじゃん？
だから努力は人に見せず誰にも文句言わせたくなかった。
もちろん色んな先輩からのアドバイスはありがたく頂戴してる。
そんなのはいい。
ありがたい。
そうじゃなくて何度か根本的な部分から否定されたことがある。
本当に何度か。
人づてにあいつはダメだとか。
直接、お前はダメだって。
小手先の内容じゃなくバンドマンとしての核の部分から否定されたことが何度かあった。
アドバイスではなく馬鹿にされた。
単純に貶された。
見下された。
悔しかった。
本当に心の底から悔しかった。
言った側の人達は本当に軽い気持ちで言ったのかはわからないけど
俺は腹わたが煮えくり返るくらいむかついて、とにかく悔しかった。
少なくとも俺がVIVALETを窮地に何度も陥りながらも三年半近く続けられたのはこの”悔しさ”が俺の中にあったから
俺のこの期間の原動力は悔しさだった
バンドをする意味は俺を馬鹿にしたヤツを見返してやりたかったから。
自分というとんでもなく弱い存在を強すぎるプライドや絶対的自信で絶妙なバランスを保ってた。
でもそれが解散という結果に至った。
俺は見返せなかった。
なにもできなかった。
自分は無力だとは思ってないけど
この3年間築いてた俺の精神的な鎧は壊れてボロボロになった。
決まってから今日まで、本当に何にすがってやっていけばいいのかわからなかった。
そんな中今日、解散を発表して
みんなが悲しんだり、驚いたり、色んな反応をしてくれてるのを見て
俺の中での心境の変化があった。
悔しさの為じゃなく、みんなのために残りの約2ヶ月死ぬ気でドラム叩こうと思った。
今思えば本当にファンに支えられてばっかりだったなと。
ほんっとうに辛かったときライブでみんなの笑顔見てどれだけ助けられたかって思うと、今まで悔しい悔しいってやってたけど原動力は本当はファンの力なのかなって、そう思えるくらいに。
発表して正直めちゃくちゃ胃が痛くて死にそうだった
応援してくれた人達に申し訳なかった。
だけど少しスッキリした。
負の感情じゃない部分であと2ヶ月思いっきりドラムを叩く！
この3年ちょい、
色んな物背負ってきたけど一旦置いといて最後まで身軽になった心で叩こうと思う。
あとのことは、なんかもうどうでもいいや（笑）
今の俺の原動力はファンのみんなだよ。
ほんっと
大好きだよ
最後までよろしくね