今日もハーブの香る部屋から

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今日はゼラニウムのアロマを焚いています。

もうすぐ我が家のローズゼラニウムが咲きそうですドキドキ

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がんばれつぼみ!



ゼラニウムというと、同じ精油瓶でも

花っぽい香りが印象に残ったり・・・

あれれ?今日は葉っぱっぽいグリーンな印象が先に感じるわ・・・

という印象の違いが起きることが。


その日の体調や気分で香りの好みが変化することを

みなさまも体験的にご存知かもしれませんが、

自分が嗅ぎたいと思っているものを嗅ぎ取っているのです。

香りは可視化できないぶん、

ちょっと感覚的な話しになってしまいますが・・・

例えばフェルメールの<牛乳を注ぐ女>の絵画を見てみましょう!

中央にはふくよかな女性がいた。

女性は茶色の瓶で牛乳を注いでいた。

牛乳はゆっくり注がれているようだ。

女性は腕まくりをしている。

女性のエプロンは青だった。

女性の額は広くて丸かった。

女性はおそらく右利きのようだ。

机の上にはいろんな形のパンがあった。

左上の窓から室内に明かりが入っていた。

壁にはなにかカゴのようなものが掛かっていた。

床の立ち上がりにはタイルが貼ってあった。


などなど、浮かび上がる印象はひとつではありませんキラキラ


同じ絵画でも、見る人によって見るポイントが違うことで

全体の印象が変わるのと香りは同じ事が言えて、

興味があったり今の自分に必要だと思うから、

自然と必要な匂いを嗅いでいます。


そして嗅覚は、祖先が獲得したすばらしい危険察知能力。

変な匂いがするから食べるのやめとこ~。

なんか良さげなニオイがするからあっちに行ってみよう~。

香りを感じるギリギリのラインを閾値(いきち)といいますが、

意識的に日々、アロマを使っているとだんだんとそのラインが低く

(=香りの感じ方が鋭く)なってきます。

嗅覚を磨いておくと、野生の勘が磨かれて

大事な場面で素早い判断が下せるようになる!?



またあるとき、

この香り、あんなに苦手だと思ってたのに… ん?結構いいかも!

と思えるときがあります。

「違うこと」に対してさらなる距離感を持つのではなく、

歩み寄る姿勢がそこにある!!


香りを通して、凝り固まった自分の考えや行動パターンに対して

そっちのほうが結構いいんじゃないかなとか

まぁ、いっか…って、諦めじゃなくて思えるようになるのって

なかなかいい気づきではありませんか[みんな:03]

自分の心が開くと、他人の意見もすっと聴けるようになります。



こうして自分の懐を拡げてくれたり

表面的な美しさだけにとどまらない大人に導いてくれるのが、

香りの為せるスゴ技だと思ってますキラキラ


うーん、まだまだ、面白さは尽きませんよー。




Mitsuru