たまに「足がつる」こと、ありますよね。でも、「足がつる」のと「しびれる」のは違うのでしょうか。そもそも「足がつる」ってどういうこと?

■足がつるってどういうこと?

 そもそも足がつるということは筋肉が急に収縮し、そのまま固まってしまって痛くて動かせなくなること。専門的な言葉では「有痛性筋痙攣」とも呼びます。一番多いのはふくらはぎに起った場合で「こむら返り」とも言われますが、「こむら」とは「ふくらはぎ」のことなのでわかりやすい呼び方ですよね。実は、ふくらはぎだけではなく、太ももや首の後ろなどがつることもあります。

 「強く収縮した筋肉がロックしてしまう状態」がいわゆる「足がつる」という状態です。

 ちなみに足が「しびれる」のは「筋肉を支配している神経が悪くなっている状態」なのでだいぶ違いますね。

■足がつらないためにはどうすればいいですか?

 運動中に足がつるのは、準備不足で急激に筋肉が収縮したり、大量の汗をかいて脱水状態になったり、電解質のバランスが崩れてしまうことなどが原因だと言われています。

 もしこむら返りが起こってしまった場合は、つま先を持ってゆっくり頭のほうに向けて、ロックしてしまった筋肉をはずすイメージで、じわじわとふくらはぎを伸ばすようにしましょう。

 予防には、しっかりストレッチなどの準備をして、ウオーミングアップしてから運動を始めることが大事です。また、こまめに水分を補給しましょう。

 特にこれからがシーズンのマラソンなど長時間のスポーツでは電解質のバランスが崩れないよう、水よりもスポーツドリンクなどのほうがオススメです。さらに筋肉の疲労をためないために、運動のあとには軽いマッサージやストレッチでゆっくり休めてあげましょう。

 運動中ではなく頻繁に足がつる場合、糖尿病や肝硬変や腎不全、腰が悪い場合もあります。その場合はお医者さんにご相談くださいね。



MAHALO晴れ


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