いつからか

熱気を帯びたライブ会場で

彼女に出逢うことがなくなった。

人づてに、とても忙しくしている と聞いていたから

仕事がすごく大変なのだろう、と思っていた。



チャンネルは、数年前から止まっていたけど

世界中のペンは、

彼女の想いのつまった動画を、ずっとずっと愛し続けていた。

もちろん わたしもその一人。



もしかしたら 離れてしまったのだろうか…

何度かそんな考えが頭を過ったけれど、

怖くて、確かめることはできなかった。



でも、最近になって、

彼女の今までの想いを知ることになり、

大勢のペンが愛してやまない数々の動画が

消されずに そこにあった理由もわかり、

心底ホッとしたのだ。



それに気づいたのは、

昨夜 仕事から帰宅して、やっとスマホをチェックしてから。

チャンネルからの通知に気づき、慌てて再生する。

『嘘でしょう? えっ、ほんとなの?』

心の中で、そう何度も繰り返しながら

スマホを持つ手は震えていたし、

泪は溢れていたし…


何度かリピートして再生して、

少ししてから はたと不思議に思った。

彼女が作る動画には、その時々で必ず意味がある。

なぜ今 この曲を?



そして 彼女の想いを読み

やっと、彼女が覚えていてくれたことを知ったのだ。



彼女に最後に逢ったのは、

いつだったろう?

確かにその時 言った記憶はあった。

『この曲だけは、あなたの訳がどうしても見たい』と。

そして、昨日言われて思い出したのだけど

『確認がしたい、答え合わせがしたい』と

その時わたしは彼女に言ったと…



転役してから初めてリリースする

韓国でのアルバム。

当然、わたしが渡韓できるわけもなく

そのアルバムを手に入れることはできなかった。


クリアな音源は手に入ったけど、

やはりCD音源にはかなわない。

音を拾うには限界があった。

音を拾いながら、悩んだのだ。

彼の綴ったその歌詞が

わたしが自分で訳したもので

はたして合っているのだろうか…

彼の想いを完全に解釈できていないとしたら、

なおさら音もきちんと拾えない…


結局、その時は不完全なまま

その曲の Inst.を作ることになったわけだけれど…





あれから、長い長い時を経て…

彼女が突然、その答えを贈ってくれた。


やっと、あの時の彼の想いが

彼女のフィルターを通して

わたしの心深くに届いた気がする。



そして、今朝。

昨日気づかなかった彼女の呟きを

ひとつ発見して。



反則だよ。。。。。笑い泣き笑い泣き笑い泣き

昨日気づかなくて、ごめんね。




面と向かって言うのは恥ずかしい。

でも、むぎゅっとハグしたい気持ちは

ここに書き留めておきたい。



きっと彼女は気づかないだろうから…照れ

ひっそりと書いておく。



いつの日か かならず

直接 伝えたい。



당신의 따뜻한 마음에 감사하고...

고맙고 고마워요…