【シミができる理由】 女性ホルモン編
紫外線に当たるとシミができる!のは当然で
前回の「内臓トラブル編」でもお伝えいたしましたが
今日は、女性ホルモンとの因果関係について、お話いたしますね
① どんなときにできるの
結論から言いますと
女性ホルモンバランスが乱れたときにシミが発生します
特に発生しやすいのは
排卵日から約2週間(生理が来るまで)で
最もメラニン色素が出来やすい体質になっています
また、シミが発生しやすくなるだけでなく
ターンオーバー(新しい細胞が生まれ角質層まで上がり自然に剥がれ落ちる事)も
遅れメラニン色素が停留してしまい、より濃くなります
② ストレスも関係するの
良く巷でも、生理前の女性はイライラしがちだから気をつけよう
とも言われておりますが
このイライラ、つまりストレスによってもシミが発生したり、濃くもなったりします
どういったことが、体内で起きているのかと言うと
女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類があります。
《エストロゲン》生理後
つやつやでハリのある素肌へと導く美肌効果
《プロゲステロン》生理前
ニキビやカサつきなど、肌荒れしやすく、シミも濃くなる
前述の排卵日~約2週間がこの期間にあたります。
③ 特に肝斑に影響
20~40代の女性特有のシミである、肝斑。
特徴は
頬・額・口などに左右対称でできる
のぺ~っと筆で書いたような形
茶褐色
全ての女性にできるわけでなく
妊娠、生理不順・ピル服用などにより
ホルモンの分泌量が増加するタイミングで発生します。
そうでなくても、20代後半頃から大半の方が発生しています。
この場合、何らかの原因でバランスが崩れている可能性が高いので
シミやお肌のお手入れを頑張っても改善がなければ
一度、体のチェック、メンテナンスなど生活習慣の中にも
原因があるかと思われますので、要注意!
④ 改善方法は
女性ホルモンは加齢と共に自力で作るのは難しくなります。
食事やサプリメントなどで大豆イソフラボンを摂取するなど
働きを助けてあげてはいかがでしょうか?
特に「植物エストロゲン」は女性ホルモンのエストロゲンに
似た働きをしてくれます。
豆乳、納豆、豆腐、大豆などをうまくお料理の中に
加えてみてくださいね