新潮文庫のヘッセ本をどんどん読み進めています。
いや~面白い。すごい。

ドイツ文学の中では比較的読みやすいほうだと思うんです。
大長編というわけでもなく、1日で充分読めてしまう分量だし。
1冊読んで面白いと思えば他も面白いと思います。

こういう人間の深い内面を描いたものよりも、ハラハラドキドキのストーリーや恋愛沙汰の話を好む人にはちょっと面白くないかもです。

トーマスマンにしろ、カフカにしろ、ストーリーだけ見れば「だからなに?」というのが多いです。
細かい心理描写に「あぁ、わかる、それ!」と思えれば、きっとドイツ文学は楽しめるのでしょう。


なるべく年代順に読みたいと思っていて、今やっと真ん中くらいまできました。

・郷愁
・車輪の下
・春の嵐
・クヌルプ
・青春は美わし
・デミアン←今これを読んでいる途中

このあとは
・メルヒェン
・シッダールタ
・荒野のおおかみ
・知と愛
・幸福論

と続きます。

ヘッセが終わったら、「ファウスト二部」。(一部は読了)
それからカフカの長編に取り掛かって、それからトーマス・マン短編。
そして最難関と言われるマンの「魔の山」に登るつもりです。
(これは来年になるかも!?)


全然違うけど、講談社のムーミンシリーズも同時進行で読み進めていて、9冊のうち5冊読了しました。

これも好き~~~~~~児童文学も本当に良いですねうれしい