読み終えた本をどんどん売っています。
私の場合は「売るために仕入れた本」も「読むために買った本」も同じように販売をしています。

ひと昔前は、本は「保存しておくもの」という意識が強かった気がします。
それは、いったん手放すと、再度手に入れるのが困難だったから。

でも今は違うんですよね。
ほしい本は、ネットでもお店でも簡単に手に入ります。
だから保存しおくよりも、どんどん循環させるべきだと思うんですね。

どうしても手放したくない本というのも確かにあります。
厳選されたものだけ残して、「もう1度読む日がくるだろうか?」というものはどんどん売ったほうがいい。
部屋もすっきりするし、次に必要な人の手に渡るわけですから。

本当に必要な本って、手放してもまた戻ってくるんですよね。
私は同じ本を3回買ったこともあります。
その本はきっと自分にとって必要な本だったんでしょうね。

さらに、生涯にわたって手元に置いておきたい本はKindleで購入しています。
(電子化されていればの話ですが)
これらはもう、殿堂入りって感じですね。

古書店主なのに電子書籍の話をするのもおかしいですけどねんー


今読んでいるのはこちら↓
出口のない海 (講談社文庫)/講談社

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海の特攻と言われる人間魚雷「回天」が登場する小説です。