実は大学でドイツ文学を専攻していました。

当時はほとんど勉強をせず、バンド活動のほうが活発で本など読まなかったのですが・・
その世界観と雰囲気が他国の文学よりも好きなのは今でも一貫しています。

カフカについては入学前から知っていたし、児童文学で有名なミヒャエルエンデがとくに好きでした。

残念ながら大学では、どちらかというとドイツ語(語学)のほうがメインで、
いきなり原書を(辞書をひきひき)読まされるという高度すぎるノルマがあったので、
純粋に文学を楽しむことはできなかった気がします。
(実際に、授業でやった内容などあまり覚えていない)

「ドイツ語学」と「ドイツ文学」は切り離して考えたほうが良いと今では思っています。
まずは日本語でドイツ文学を読む機会を与え、必要に応じてドイツ単語を覚える。
よっぽど内容が面白ければ、原書で読んでみようかな・・という気にもなります。

「卒業までに、気に入った本を1冊、自分で翻訳しなさい」という課題のほうが、よっぽど勉強になったとおもうんですが・・。

きっと入口が違ったんだな~と思います。


そんなわけで、しばらく文学とは疎遠になっていました。

今年のマイブームでようやく読書熱が高まってきたので、もう一度ドイツ文学にトライしてみたいと思います。