夏の終わりのバイオリン発表会。


何を弾こうかと悩んだ末、

モーツァルトを選んでみた。


モーツァルトの曲はとても優雅

(曲によるんだろうけれど)。


せっかちで品のない私が

優雅なお上品さを身につけるのに

これ以上ないくらい

ふさわしい作曲家だと思う(知らんけど)。




がしかし!



先生からオススメされ自ら選んだ曲を

弾いてみたところ…







思ってたんと違う。




なんだろう、この違和感は。



おもんない。


いろいろと考察を重ねた結果、

このおもんなさ、の原因は


この曲は編曲である


ってところにあることに

気がついた。


ピアノ曲を

バイオリン用にアレンジした曲。



原曲をリスペクトする私としては ←偉そう

この編曲はちょっといただけない。


嬰ハ短調の曲を

弾きやすいからといって

イ短調で弾いて

果たして楽しいだろうか? ←例えが違う



とにかく。

ソナタk331はピアノで弾かねばならない。


バイオリンの曲ではない。



いやこの言い訳は、

モーツァルトが難しすぎて

理想とする演奏をする自信がないゆえの

言い訳なのかもしれない。


それでもいい。

とにかく。



この曲は弾けない。



という結論に至った。



ではどうするか。

代わりに何を弾くか。


刻一刻と時間だけが過ぎていく。。




てなわけで、ここは引続き、

その前まで取り組んでいた

ダンクラ作曲エアバリエ1番

を、さらに磨きをかけて

発表会で弾くことに

今度こそ決定。


とても素敵な曲。

様々な技法もいい練習になるし、

前半なんて

モーツァルトとは一味違う

大変情熱的でエモーショナルな部分もある。


うん、これにしよう。


トータルの練習期間としては長くなるが

曲に終わりはない。


大好きな曲だからこそ

もうちょっとだけ時間をかけて

練習してみようと思う。




やることが増えた