2021年11/12【484】very good 難易度2

英語ができないから話せないのではなく、
話さないから、
英語ができないのだ。

よく覚えているから話せるのではなく、
話すから、
よく覚えるのだ。


英語につまずいている中1娘をなんとかしたくて読んでみたメンタリストDaiGoの本。

そもそも、メンタリストが英語勉強法の本を書くってどういうことよ?
科学的に英語を勉強する?


DaiGoによれば、日本人が英語が話せない理由は『英語学習以前の問題』らしい(日本の教育システムの問題は言わずもがな)。

その幾つかある理由の中でも特に問題なのが
『自信がないうえにコンプレックスが強くて積極性に話そうとしない』
ところだろう。


最初はできなくて当然。
下手くそで当然。
失敗は避けられないし、失敗しながら学ぶしかないはずなのに。

上記の理由によって『やる』ことを、この場合は『話すこと』を恐れてしまい、自ら行動を起こそうとしない。
だからいつまで経っても上達しないのだ。


単語が覚えられないって?
それはチャンスである!
すごくたくさん勉強したって?
それはただの自己満足である!

脳に負荷をかけて頭を使う。
恥ずかしさや悔しさをたくさん経験し記憶に残す。
自分の性格を見極め英語学習の戦略をまず立てる。

この辺りはメンタリストならではの視点だろう。
そしてそれは英語学習に限らず、何かを学ぶとき全般に言えること。

何をするにも、結局は自分から行動しないと何も始まらない。
やらされるのではなく、積極性と『やるべき理由』を明確にして、自分の意志で『やる』。
細かいことに捕らわれすぎず、正解さに固執せず、まず何よりも、とにかく慣れて触れること。
つまずいたって構わない、何度も言うが、むしろそれは当然のことなのだ。
苦労して学べば学ぶほど、それはあなたの血肉となるのだから。


私が求めていた中学高校のテスト対策用というよりは(というかこの考え方自体がおかしな話だけれども)、
『どうしても英語でコミュニケーションを取りたい大人のための、最短で効率よく英語を取得するための指南書』
という感じの一冊だった。

だけれども『英語を学ぶ』ことの本質って『英語でコミュニケーションをする』ってことなんじゃないかな?

というか『英語でコミュニケーション』の前に、目の前の人とのコミュニケーションがまず大事だよね。


🌼コメント宜しくお願いします😊🌼