2021年5/2【434】Excellent? 難易度3

最新科学から幸せを作る!
幸せになる『現実的』かつ『具体的』方法が本書にあり!

著者同様、私も『幸福論・成功論』についての本をたくさん読んだ。
それらのどんな本にも、とにかく共通して書いてあること。それは
『感謝せよ』。

「感謝したら幸せになる」なんて、そんなの納得できない。
そもそも日々感謝するようなことの少ないツマラナイ人生だから『幸福論』の本を読んでいるのに!
エビデンス(科学的根拠)を頂戴、エビデンスを!

そう思っていた私がまさに求めていたエビデンスが本書の中に。

幸せになる方法の科学的根拠。

そもそも『幸せ』ってどういう状態?
脳の中では一体何が起こっているの?
そんな疑問は全て3つの脳内物質《セロトニン・オキシトシン・ドーパミン》で説明できるのだ。

「幸せを科学的にアプローチするなんて不自然。幸せとは感じるもの、理由なんてあるはずがない」そう思う方もいるかもしれない。
だが、私達が幸福感を感じるとき-大まかに分類して3つの『幸せ』があるのたが-脳内では様々なことが起こっているのは事実である。

左脳人間の私にとってはまさに天啓。
今まで読んできたどんな本よりもストンと府に落ちた。


セロトニン的幸福は身の回りに溢れている。
ただそれは意識し注意しないと見逃してしまう。
まず、気付く。

幸福があるのは『未来』ではなく『今ここ』。
幸せを感じよう、感謝してオキシトシンを分泌させよう。

そのためにも人と『つながる』。
だが『つながり』や『健康』は自分の努力や行動がないと手に入らない。

厄介なのがドーパミン的幸福。
金銭欲や『貯金』では決して満足感は得られない。

お金は使おう。
物を買って終わりではなく、感謝し楽しみながら(オキシトシン的幸福)使おう。
最も安全で確実でコントロール可能な『自分』という投資先に、ワクワクアンテナを活用してもっと『経験』を投資しよう。


樺沢ファンの私には既に知っていることも多かったけれど、それでも読んでいる間はワクワクが止まらずドーパミン的幸福感を感じていた。

今回書評(?)としてまとめるにあたり、本書でビビビときた箇所を改めて読み返して気が付いた。

どんな文章も、言っていることは基本的には同じこと。
例え話や言い方やニュアンスを変えて、何度も何度も同じことが書いてあるに過ぎない。
それなのに、言い方一つ変えるだけで、こんなにも捉え方や納得の仕方が違ってくるものなのか。
 
理屈さえわかれば『幸せ』は簡単に手に入るのかもしれない。
なぜなら幸せは周りに溢れているのだから。
脳内物質の特徴を上手に利用して、効率よく上手く幸福を感じたい。


本書、わたし的樺沢紫苑マイベストかも。


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