いつも不安で生きてきた

アラフィフみよちです



心の病みで真っ暗だった50年 


 

 

そこから一転

 

 

本質的な幸せを感じられる心を

取り戻すことが出来た


そんな私の過去のストーリー

を綴ったブログです

 


 




先日、次男の部活の県大会だった。定時制の高校の大会。通信制の子達も来ていた。







私は今はシングルマザー。次男と二人暮らし。長女と長男は父と暮らしている。






私は、長距離運転に慣れていない。しかも県内とはいっても行き慣れない場所に、緊張が走った!(もちろん次男も)しかし、せっかくの晴れ舞台。楽しみにしている次男…。






なんとしてでも連れていかねば!





って、出発したら、とっても簡単な道なりであっさりついた!良かった〜…。私も中々出来るじゃん(笑)





天気も良く、長女も連れて行った。【え〜、私も行くの〜?】って言ってたけど、前に【一応バイト休みにしておく】っ聞いたし、『せっかくだから一緒に行こうよ〜』って言ったら【もー、しょうがないな〜】って言いながらもすごく嬉しそうだった。可愛い奴め(笑)






本当はこの日、高三の長男も県大会だった。決勝まで行く予定だったのにまさかの予選敗退…。あまりのショックで落ち込んでいるから長男に話しかけれなかったよ。と長女…。






そっかー、そりゃそうだよね…って車内で3人で話していた。





次男は5月頃からこのスポーツを始めた。楽しいって喜んでいる。そんなお気軽な感じで県大会に向かっている。集合時間も9時過ぎだし、そんなに早く起きなくてもいいし(笑)今はこんな感じだけれど、、、。






昔は大変だった。スポ少時代から。





とっても厳しいスポ少に入団した。兄もいたから。






毎日練習だった。休みなし。体育館問題もあり、帰りが22時とかの日もある。土日となれば遠征、、大会…。朝4時・5時で起こして連れて行く。さらに朝練してから大会に向かう…。兄は必死でついていった。毎日寝てると鼻血を流す。







次男は、いつもヘラヘラしていた。そんな厳しい中で。だから徹底的にやられた。皆にイジメられた。指導者からまでも。それを見てる私も辛くて、責めた…。次男を。






あの頃はわからなかったけれど、次男は本当は怖くて仕方なかったのだと思う。だから反動形成でヘラヘラしていた。私も反動形成だった。それに気づいたから、この子の事もわかった。







そして、実力があった。地元でも有望株って期待の星だった。注目の的だった。私も、とっても期待した。







次男のSOSを無視してまでも。







いじめられながらも、期待され、失敗すれば皆に一斉に責められて。






試合の前となればトイレから出てこない。おふざけだと思われる。







遠征に向かえば、起きれない、トイレばっかり行きたがる。





でもヘラヘラしてるから皆にキレられる。私も嫌だった。【なんでちゃんとしないのよっ】っていつも怒った。






新人戦が近づいた!





皆の期待と、エスカレートする練習、、。







そしてとうとう次男の心が壊れた…。






大会1週間前、練習に行く時間になっても部屋から出てこない…。部屋に行ったら上半身裸のままだった。





え?次男…?






…練習着が着れないんだ…







大粒の涙がボタボタ落ちていた…。






そこからしばらく休ませていた。




だけど新人戦前日に辞めた…。




学校にも行けなくなった。






皆でこの子をいじめたのだ。誰もこの子の事を思ってなかったのだ。1番の理解者であるはずの母の私さえも。







…母親の私が理解してあげることも、助けることもしなかった。それどころか、栄光ばかりに気を取られていた。人からの賞賛を得ることしか考えてなどいなかった。いい母親と思われる事だけだった。




 


次男のことを何一つ、考えてなどなかった。自分の心の葛藤をぶつけていただけだった。






それから中学校に行くのだけれど、また、同じ様に辞めた…。







幼少期の繰り返し。






この子を家族でいじめていた。もちろん無意識で。そういう家庭は、案外多いとも聞く。






その恐ろしい事実を認めた。そして、私もしてたけれどもう、やめてほしいとも姉、兄にも訴えた。







いじめていたことに気づいたから私はやめれた。






それから次男は、親の離婚、父からの虐待と向き合ったんだと思う。








そして【自分の心の中の恐ろしい母親】をみたんだと思う。【憎い】【怖い】【でも愛して欲しい】【だけど好きでいたい】、、、そんな感情をしっかり感じたのだと思う。父に対しても。







だから今はかんしゃくを起こすこともないし、穏やかに過ごしている。






高校生活を満喫している。






県大会はストレート負けだった。でも嬉しそうにチームメイト達と一緒にいる姿をみれて、いい1日だった。さらに、『こんなとこまで連れてきてくれて、応援してくれてありがとう』って、私と姉に感謝まで!







晩御飯は家に引きこもっていた、長男を連れ出し四人で食べに出かけた。本当に元気なかったけど何事もなかった様に皆で食べて解散した。





来年は長女、長男二人、関東に行く。ちょっと自信がついたし、車で遊びに行こうかしらって言ってみた。



いやいや新幹線使った方が楽なんじゃない?って。それもそうだ。寝てても連れて行ってくれるもんね(笑)