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母を父を受け入れる究極の質問で気づいたこと
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最近は、20代や10代の「親との関係による葛藤」や、

「家庭コンプレックス」についてよく考えます。

 

 

お局化したサラリーマン時期(22歳〜25歳)に

 

「まぁ、なんということでしょう」

 

と言わんばかりに親に関する事件が起こりました。

 

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・母が脳梗塞→舌癌で介護&看護

・父が緊急入院(離婚後再会姿がまさかの病院)

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そのたびに自分を奮い立たせ、

 

「頑張らなければいけない」

 

「やらなければならない」

 

「甘いこといってられない」

 

と「◯◯ねばならない」の義務感で自分を

がんじがらめにしては、自分とは正反対の人を

避けていたように感じます。

 

 

自分のように頑張っている人しか受け入れられない。

 

自分のように苦労している人しか心を許せない。

 

 

男性社会で女性らしさを失い、

 

男性社会の中で生き残るには、

 

女性性に蓋をして、がむしゃらこそが

 

生きる道だ!と轟々していました。

 

(お局様道まっしぐら)

 

 

可愛げのない

 

残念な20代前半でした(笑)

 

 

 

「離婚したあと

 

 子どもに迷惑をかけない」

 

 

父母の離婚時の約束があったのにも関わらず、

 

父母がそれぞれ倒れ、

 

まさかの約束は守られない現実。

 

 

その時期まさかの、

 

同年代の20代〜25歳の友人は

 

結婚ラッシュ。

 

 

オーマイゴッド。

 

 

友人の結婚式に参列しては、

 

「神様どちらにいらっしゃいますか?」

と本気で思いました。

 

 

 

 

結婚式でよくある、

最後の両親への手紙シーンでは、

いい話なのに、

自分に置き換えたら・・・泣けない。

 

 

・・・あたしの親は生きているのか?

 

・・・あたしの親は2人で並んでくれるのか?

 

・・・ん?そもそも手紙ネタ・・・・・困る。

 

 

そんな、チクチクな心でした(笑)

 

 

28歳もあと数ヶ月で終わりますが、

 

最近、

 

自分が何を許せなかったのか、

 

父、母、それぞれに対する思い、

 

自分の劣等感やいろんなことがわかってきて、

 

究極の質問の答えがわかりました。

 

 

 

あなたは両親が好きですか?

 

 

 

25歳までの私は、

 

断固としてNOでした。

 

あの人たちのような人生は歩まないと。

 

あの人たちのような家庭はつくらないと。

 

 

そんなふうに、

強がり、拒絶し、

父や母を嫌い!と言うことで、

向きあおうとしていなかったと気づきました。

 

 

 

28歳になり、

 

自分や母や父を許し、

向き合うことができたことで、

 

 

やっと、

 

やっと、

 

やっと、

 

わかりました。

 

 

私は母も父も「好き」と言いたかったんだと。

 

そして、愛されたかったんだと。

 

やっと、受け入れられるようになりました。

 

 

 

なぜ、否定していたのか、

 

自分なりに考えた結果、

 

好き = 負けた気分になる。

 

と勝手に自分の中で変なプライドを

育てていたんだと気づきました。

 

 

(負けも、勝ちもあるかいっ!!なんですけどね)

 

 

 

ーーあなたは両親が好きですか?

 

この質問に、「父も母も好き」と第三者にスッと言えた時、

 

私はなぜか涙がでました。

その時は、なぜ涙が出たのか、

自分でもわからなかったんですが、

時間を経てわかりました。

 

 

あ〜言いたかったんだって。

 

 

幼い頃を振り返れば、

 

母の前で「父を好き」とは言ってはいけない。

 

母の味方がいなくなる。

 

父も母も、

 

誰かに認められたかったんだと

 

大人になった今、わかりました。

 

 

 

幼い頃

母に見つからないように、

父の部屋に行っては、

父の洗濯物を畳んだりしていました。

そうすることで、父と母が仲直りすればいいな、と。

(完全家庭内別居だったので)

 

 

母に「あの人(父のこと)の事好きなの?」と聞かれて、

素直に「うん」と言えなくて。

 

 

自分を責めていた子供時代を、

「親のようにはならない!」と否定することで

忘れようとしていたんだと思います。

 

 

 

母も知人も友人も家族もいない場所へ嫁ぎ、

20代で子育てで必死な時。

 

誰か母のがんばりを認めてくれる人が欲しかった結果、

「父を敵にする」という行動をしていたんじゃないかな?と

子育てまっしぐらの母の当時の年齢に近づいた今、

受け入れられるようになりました。

 

 

 

母も、父も

 

お互いに不器用だった。

 

それを幼い頃の私は、

 

まだ未熟で、

 

周りの家庭と比べては、

 

勝手に劣等感だらけになっていたとわかりました。

 

 

 

原因がわかり、

 

素直になれたことで、

 

昔のように頑張らない人を受け入れない思考が

 

なくなったようにも思います。

 

 

 

自分を受け入れる量は、

 

相手を受け入れる量に、

 

比例するのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

まだ父母には

 

照れくさくって、

 

言えていませんが、

 

次の29歳の誕生日には、

 

産んでくれてありがとう。って

 

母と父の目を見てちゃんと、

 

伝えられる自分でいたいです。