第91回   東  京  優  駿(GI)  東京 11R 芝2400m

今年の出走メンバーを見るとレイデオロが優勝した2017年を
思い出すのではないでしょうか。
1番人気は青葉賞を勝ったアドミラブル、2番人気がホープ
フルSを勝ち皐月賞は5着のレイデオロ、3番人気は共同通
信杯を勝って皐月賞6着のスワーヴリチャードでした。
ご存じのようにこの3頭で馬券は決まりました。

皐月賞は牝馬ファンディーナ、スワーヴリチャード、カデナ
の人気上位3頭が総崩れで、優勝したアルアインは9番人気
で波乱を演出しています。ダービーでは4番人気までなるも
結果は5着でした。

時は流れて当時の出走馬からレイデオロ産駒のサンライズ
アース、スワーヴリチャード産駒のレガレイラ、アーバン
シック、アルアイン産駒のコスモキュランダが一生に一度の
晴れの舞台に顔を見せることになりました。

無敗で皐月賞馬となったジャスティンミラノ。
共同通信杯では後のNHKマイルC優勝馬ジャンタルマンタル
を負かしており、鋭い脚力も持ち合わせています。皐月賞では
コスモキュランダにクビ差の辛勝ではありましたが、広い東京
コースに戻ってより強さを発揮できるのではと思います。

戸崎騎手も待望のダービージョッキーになれるチャンスです。

3着馬が出走しないことで皐月賞4着シンエンペラー、5着
アーバンシック、6着レガレイラが繰り上がる形に勝手に(笑)
させて頂きます。そもそも皐月賞のレベルは高かったですから
ね。そこで相手候補には東京コースでさらに期待できそうな
スワーヴリチャード産駒のレガレイラとアーバンシックです。
ルメール騎手はこれまで騎乗してきた有力馬からあえてこの
馬を選んで挑戦するわけですし、横山武騎手もエフフォーリア
やソールオリエンスで惜敗した悔しさをバネに気合が入って
いることでしょう。

さらに堀厩舎のダノンエアズロックとゴンバデカーブースを
加えます。最終追い切りが素晴らしかったと思います。

こちらも東京コースでこそ人気はどうあれ狙いたい2頭。
臨戦態勢は整いました。

気になる点は些細なことですがシンエンペラーは最終追い切り
が坂路だったことで、これはジャスティンミラノもそうです。
関西からの輸送を考慮してのことなんでしょうね。
シックスペンスも美浦の坂路調教なんですがスプリングSから
の参戦はあまり記憶がなく、無敗ですし人気になっていますが
今回は印は回りませんでした。


◎ジャスティンミラノ
○レガレイラ
▲ダノンエアズロック
△アーバンシック、コスモキュランダ、ゴンバデカーブース
 
 
 

(テイエムシエコ)