春の天皇賞はテーオーロイヤルが主戦の菱田騎手とともに
悲願のGⅠ初優勝を果たしました。勝利インタビューでも
ジョッキーカメラからも喜びで溢れていました。20年前
イングランディーレが優勝したこのレースを観たのを機に
騎手を目指したのだそう。
2着には素晴らしく仕上がったブローザホーン、3着には
どうやら京都が好きらしいディープボンドが粘りました。
相性の悪かったこの馬の馬券がやっと当たりました。
優勝したテーオーロイヤルと2着ブローザホーンは英国の
アスコットゴールドカップ(G1芝3990メートル、6月20日)
に予備登録しているようで、豪国の長距離レースも視野に
入ってくるでしょうし、今後の活躍が期待されます。
一方、人気になっていたドゥレッツァとサリエラはレース
前の馬体重が栗東滞在で共にマイナス8キロには気になって
いましたが、特にドゥレッツァは熱中症の疑い、後日には
右第1指骨の剥離骨折が明らかになりました。
加えて昨年の3冠牝馬リバティアイランドも右前脚に軽度
ながら種子骨靭帯の炎症が確認されたため秋まで休養する
そうです。残念ですが復帰を待ちましょう。
また香港国際競走の3レースは馬券の買い方が悪かったのか
まったく当たりませんでした。香港シャティン競馬場は相当
水はけが良いのか、大雨が降ってもあまり影響がなかった
ように思いました。難しいですね。今週末行われる米国の
ケンタッキーダービー(日本時間5日早朝)はもっと難解
でしょうから、出走予定の日本馬を応援するくらいにして
おこうかな。フォーエバーヤングもテーオーパスワードも
有力馬としてこの舞台に立つのですから本当に素晴らしい
ことですよね。
NHKマイルカップは皐月賞3着のジャンタルマンタルと
復帰したルメール騎手が鞍上のアスコリピチェーノの2頭が
人気を集めそうですね。先の落馬負傷から早くも騎乗可能
となった松山騎手にノーブルロジャーが出走できるのも
本当に良かったと思います。このレースもまた難しいと
思いますが、この後、予想していきますよ。