大晦日、兵庫へ帰省。
名古屋~滋賀は雪が振り、新幹線も当区間徐行運転。
カリフォルニアに居ると雪は山の上にしか見えないので、
2年前の御殿場で見た以来の積雪。
翌、元日は兄弟集まりお節。
親が購入したものですが、お節は作るのに時間が掛かるとはいえ、
料理の価格が食材の値段に合わない、料理技術に高付加価値が
あるためか、販売数が少ないためか、かなりの高額である。
年に一度だから惜しまず購入をしている家庭もあると思うが、
さて、そんなお節と、弟夫婦が購入してきてくれた酒で
しかし残念なことに、せっかく日本酒を3本も購入してきてくれたが、
滞在期間と体調より、1本しか飲めないと判断したため、
その中で、最も銘柄の良い「国士無双」且つ、「純米大吟醸」を選択。
昔から一度飲んでみたかった高砂酒造の国士無双。
ただ、山田錦の大吟醸 国士無双では無かったけど。
この日本酒は、北海道産「彗星」で、北海道の農業試験所で
開発された寒冷地に適正のある酒造好適米。
すっきりした飲み口で、美味しいです。
山田錦に頼らず、しかも北海道産の米でお酒を造るのは、
地方自治体の試験研究機関や、蔵元の願い。
素人なので良く分かりませんが、ブランド米である山田錦に
頼らず、安価で品質の良い地元米を使いたいのでしょう。
雑身成分となる蛋白質が少なく、うまみのもとである心白発現率が高く、
土地に順応し生産性の高い酒米が出来れば・・・、
農家は作りたくなり、蔵元も欲っするのは自然ですね。
「彗星」は、まだチャレンジ中なのか? 「北海道限定(ネット)」販売。
限定と書かれると、購買意欲がわき、酒米としてビッグヒットした銘柄
では無くても試したくなります。
販売戦略の一つですな。
良い酒が安価で手に入る日本の良さを、アメリカに居ると感じますね。