恋してないと、
ここに書くネタないな(笑)


昔話~恋話編~は、
まだまだ、あるけど、

今日は、
あたし自身の話☆





あたしが産まれる一ヶ月くらい前に
お母ちゃんは、酷い高熱を出したそうだ。

当時、
お母ちゃんと、親父と、親父の弟と、
三人で暮らしていたらしい。

親父は、あんなんなんで(って、言ってもわからないか・・・)
案の定、お母ちゃんの看病などは、一切せず、ほったらかし。

親父の弟が、世話をしてくれたらしい。

そして、
お母ちゃんの体調も回復した数日後に
親父の弟は、自殺をした。

そんなこんなもありながら、
出産予定日の一ヶ月前に
嵐で、雷が鳴り響く日に
逆子でありながらも
かなり、すんなり、無事に、
あたしは出てきた。

ちっさかったけど。
ギリ未熟児ではないくらい。





そして、
20歳になった頃のあたし。

半年間くらい
毎日毎日毎日毎日毎日毎日・・・・・・・
『死にたい』と、ばかり考えて生きていた時があった。

タバコ食べたら死ねるかなぁ~とか、
睡眠薬って、どのくらい飲んだら、二度と目が覚めないんだろ~とか。

あの時は、わからなかったけど、
あれを鬱って言うんだろうね。


そして、
それが溜まりに溜まったある日、
お母ちゃんと、ホントに他愛ない会話をしてたら、
あたし、いきなり泣き出した。
何かが限界だったのだろう。
泣きじゃくるあたしに
お母ちゃんは『何かあったの?』と。
でも、もう何がこうさせるのかもわからないくらいだった。
ただ
『死にたい』と、口に出して言ってしまった。

それを聞いたお母ちゃんも
涙が出ていた。

その時に
自殺した親父の弟の話をしてくれた。

あの人は、心の弱い人だった。
優しくて、繊細で、傷つきやすい、弱い人だった、と。

あたしがお母ちゃんのお腹にいる時に、
自殺やらなんやらがあったから、
あの人の魂が、あたしの中に入ってしまったのかもね、と。

だから、あの人の分も生きて、と。


お母ちゃんを泣かしてしまったコトが
しかも、『死にたい』など、
親不孝以外のなにものでもないコトで。
もの凄く、後悔している。

当時は、誰も信じられなかった。
あたしがこの世からいなくなっても、
誰も気付かないんじゃないかと思っていた。

でも、
お母ちゃんの為だけにでも、
あたしは生きていなきゃいけないと思った。

こんなにぐうたらで
出来損ないで、
自分勝手で
心配ばっかかけてる娘なのに、
泣いてくれた。
必要だと言ってくれた。

今でも、思い出すだけで涙が出る。



親孝行なんて
何一つ出来てないけど。

いまだに、
見せられないような傷を
自分でつけてしまうダメ人間だけど。


園児が時々、
『死にたい』と、口にするコトがある。
それを聞くと、無茶苦茶悲しくなる。
あたしが泣きそうになりながら、
『嘘でも、そんな事は言わないで!!!』
と、叱る。

他人の子でも、こんなに悲しいのに、
我が子に言われたお母ちゃんは、
どれだけ辛かったのだろうと思うと、
申し訳ない気持ちでいっぱいだ。


だから、
あたしに出来るコトは
お母ちゃんの為に、
生きる。
それしかできない。
それが、償いかもしれない。