この前、
昔話をしてしまったせいか、
またまた思い出された人が出てきた。



清春ファンだった元カレ。


細かった。
清春の真似ばっかしてる人だった。
後ろ姿は清春だった。

サングラスかけてる時に『清春さんですよね?』って声かけられてた(笑)
いやいや、
清春が、こんな汚いカッコした女を連れて歩かないから(笑)



たぶん1番
あたしのコトを
愛して
大事にしてくれてた人。

無償の愛をくれていた人。


でも、
あたしは
あまり好きではなかった。

失礼な話だ。


愛してくれているコトに
酔いしれていただけだと思う。


この世の全てが
この人と二人だけの密室だけならば、
きっと今でも傍にいただろう。

愛されてるのは
気持ちがいいからね。




でも、現実はそうではない。



なにもかもが頼りなかった。


未来を見るコトが出来なかった。

だから離れた。あたしから。


男の人が
あんなに取り乱して
泣き崩れて
すがりついてくるのを
初めて見た。


その姿が
余計にダメだった。





別れた後に
一緒に頼んでいた清春のカレンダーを送ってくれた。
その中に一緒に
デジカメが入っていた。

クリスマスプレゼントだと言う。


別れたのが12月の初めだったから。




貰えないから返すつもりだった。

でも、
頑なに受け取ってくれなかった。



なので、
今でもあたしは、
このデジカメを使っている。




付き合う前から
LIVE友達として
一緒に清春を見てた。



清春のDVDを見てると
『この時は、この人と一緒に見てたなぁ~』
とか、
やっぱり思う。





今でも、
東京のLIVEでは、
必ず姿を見つける。


話し掛けたりはしないけど。

向こうも気付かないから。


でも、
LIVE後にメールがくる。


『今日は来てた?清春さん最高だったね!!』

とか。


『一人でLIVEに行く時は、声かけてね!!一緒に見よう』

とか。




この人の愛に逃げるのが
1番ラクだろうと、
時々、思う。


でも、
そんな酷いコト出来ない。


あたしは、
愛していないから。


散々、傷つけてしまっただろう人を
これ以上、傷つけるなんて
出来ない。



でも、
生まれて初めて、
疑いない愛をくれた人。


あたしも
愛されるコトが出来る人間だったと
わからせてくれた人。



ありがとうと、今でも思うよ。