おととい17日に終了したボウリングの『第34回 六甲クイーンズオープントーナメント』
優勝は寺下 智香プロでした。
通算4勝目、六甲クイーンズ初優勝おめでとうございます。
今回の優勝決定戦は、寺下プロと、中野 麻理子プロの対戦でした。
スコアは「222-215」
中野プロにとっては、あまりにも痛すぎる第10フレームの2投目のスペアミスでした。
きっちりカバーできていれば、中野プロが、プロ初優勝をほぼ手中にしていただけに・・・
ただ中野プロは、決勝ラウンドロビン、決勝ステップラダーに初進出だけに、大きな自信にはなったでしょう。
人間がやっていることだからこそ、感情があって、緊張もプレッシャーもあります。
ミスがあるのも仕方がないことです。
そしてドラマティックな展開が起こり得るので、面白いのです。
今大会で決勝ステップラダーに進出した4名は、寺下 智香プロ、鶴井 亜南プロ、中野 麻理子プロ、浅田 梨奈プロ。
寺下プロ以外の選手が優勝していれば、プロ初優勝でした。
若手の活躍が目覚ましいプロボウリング界ですが、まさにそれを象徴しているかのような戦いでした。
さらに今大会では、非常に難しい記録が誕生しています。
吉川 朋絵プロが、準決勝で「7-10スプリットメイド」を達成しました。
プロボウリング50年ほどの歴史で、女子では史上19個目という非常に珍しい記録です。
しかも吉川プロは、この珍しい記録を一人で2回目の達成という快挙です。
女子で2回達成したのは、高林 英子プロに続き史上2人目で、最多タイ記録です。
連日の猛暑の中、ボウリングトーナメントの会場内でも、非常に熱い戦いが繰り広げられました。
7月の現段階で言う話ではないかもしれませんが、年間のポイントランキング1位争いが、大混戦模様なので非常に面白いです。