ブログでのご挨拶が遅くなりましたが…


『Knights アーサー王と悲哀の花嫁』


無事に!終演となりました。


ご来場頂いた皆様、応援して頂いた皆様!


本当に有難うございました!!

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今の私は抜け殻のようで…

暫く、気持ちはKnightの世界に飛んだまま…

でもこの余韻も楽しんでいたいと思います。

さようなら…イリス…

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そして…

Twitterでは先行でお伝えしましたが

私はこの「Knights」という作品を持って、今まで所属していた劇団弾丸MAMAERの看板を下ろすことにしました。


在籍したのが2年半。休団してから6年。気付けば8年半という時間が経っていました。


私が弾丸MAMAERの作品に初めて出演したのが、2006年4月にシアタートラムで上演された「吾はイモなりイモなり」という作品。役者として経験が浅かった私にも関わらず、弾丸の主宰・竹重さんは、準主役というポジションを与えて下さいました。台本見た時の驚き・・・めちゃ出てるー!めちゃ喋るー!え?!しかも子供の役???え。コドモ??


その時の私の年齢25歳。体重は今より10㌔くらい増し増しでしたでしょうか。


声は低い。ブスッとした私の表情には愛らしさのかけらもない・・・そんな子供が成り立つのも舞台ならではなのかもしれません。竹重さんだけです。きっと私をそんな風に使ってくれるのは。新たな扉を開いて下さって、私は役者の素材を最大限に生かした竹重さんの演出に、すぐ魅了されていきました。


しかしこの作品は広島が舞台の戦時中の話。初めての広島弁、かつ台詞量の多さに苦戦し、四苦八苦の毎日。竹重さんの妥協なき厳しい演出。本当に稽古に行くのが怖かった。→今だから話せる話。笑


また。竹重さんの要望により、髪型をおかっぱにすることになったのですが、強いこだわりがあったのか、一緒に美容院まで竹重さん、ついて来て下さりました。初めての経験ですね、演出家自ら髪形をチェックするために美容院まで来てくれるなんて…


ただ…ただですよ…おかっぱが完成した時に私に言った一言…


「プロレスラーみたいだな」と大爆笑。


ただただ戸惑うことしか出来なかった自分であります。笑


振り返ると、本当に懐かしくて、胸が熱くなって涙が止まりません。


竹重さん、先輩方、弾丸ファミリーの皆さん


皆さんに支えて頂き、沢山助けて頂き、今の私がいます。二度とこの恩を忘れることはありません。

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さようなら、弾丸MAMAER 川崎清美。