(本当は劇団のブログ用に書いた記事だが、久々にスポーツで興奮したので個人ブログでもこの記事を載せようとおもうo)


私はあまりボクシングは好きではないo

むしろあんな殴り合い・・・嫌いであるo

でも題名の通り、この二人の戦いは違うo

自信に満ち溢れた挑戦者→亀田o

あくまで謙虚なチャンピオン→内藤o

個人的には内藤の方が好きだo

というのも最近とあるテレビ番組で彼の半生を再現したものを見たo

~内藤には、父親はいないo

厳しい母親の元、甘えることを一切許されず育てられたo

また家が貧乏だったせいもあり、学生時代ずっといじめられていたそうであるo

当時を振り返っての内藤のコメントが。。。

「いじめられている時が一番安心だったo
何もされてない時の方が次に何をされるのだろうと考えてしまい、怖かったo」

と・・・~

彼は今、妻子持ちであるo

自身が母親に甘えられなかった分、自分の子供にはおもいっきり甘えさせてあげたいと言っていたo

また幼い頃家族団らんというものを経験したことがない内藤にとって、今の家族との時間を本当に大切にしている様に見えたo

きっとそこには愛が溢れているo

一人身より守る者がいるということは、きっと人を強くするo

そして色んな痛みを経験しそれを乗り越えた人間は、さらに強くなるo

内藤はテレビ越しでもリング場でもとにかく腰が低いo

自分が辛い体験をした事で、人の痛みが分かるからか・・・o

その優しい人柄がガンガン伝わってきたo

番組を見てるうちにどんどんその人間性に引き込まれていくo

負けるなっビックリマーク

絶対に負けるなっ!!

番組が終わった時には、完全に内藤のファンになっていたo

がしかしo

んo

負けた(泣)

前半から亀田のリードが続き、最終ラウンドまで取り戻せなかったo

正直悔しすぎるo

でも彼は試合が終わったリングの上でお客さんに向かって、深々と一礼をしていたo

やっぱり私は、内藤が好きであるo

もし引退しないなら、つい最近まで一切興味がなかったボクシングの試合を、彼の勇士を見に行くつもりだo

仮に辞めるにしても、彼の動向を今後も追っていくo



~どんな辛いことでも、その経験を忘れず、これからの糧にしていくo
辛かった経験が役に立ち、同じ事で悩む人たちの気持ちを舞台上で代弁出来るかもしれないo
その頑張る姿に共感したり、観客を勇気づけることが出来るかもしれないo~



フィールドは違くとも、少なくても私は内藤の戦う姿にとっても励まされたo

結果は出なくともo

私もそうでありたいo

もっと頑張らなくてはと背中を押してもらったような一日でしたo




以上、きよみオレンジでしたo