お盆というのは
亡くなった先人たちを
思う時間
戦争という経験をした方々は
いろんなこと心に押し込めながらも
共に願ったのは
「 生きていて! 」
私たちは平和であることが
当たり前のように思っているけれど
日本において 出来事として
戦争をしない時代を生きるというのは
初めてのこと
焦土と化した地から
モノが生み出されていくことは
とてつもない喜びだったでしょう
時間と共にあらゆることが
便利になりました
もう誰もがどこかで
気づているのは
物理的な豊かさと
心の豊かさは 違うということ
何かを得なければ
何かにならなければ
誰かに評価されなければ
外側に外側にと求めたけれど
何かを実感したか?
でも反射的に求めてしまうのも 確か
きっと それって
「 価値がない自分を見たくない 」
怖れと
「 無条件に価値ある存在 」
を実感として触れてみたい
怖いもの見たさ
突き詰めれば
「 誰かが 」 から
「 私が 」 に
枠に収まるところから出て
自発で自分を感じたい
頭の正しさから
心の素直さ 心地良さへ
自分の自然さを思い出すことへの
原点回帰
私たちはそんな風に吹かれて漂い
今を生きているのかもしれません