私達は多かれ少なかれ、心のどこかに『被害者意識』を持っています。大抵の場合は『自分軸』で内観しない限り『被害者意識』を自覚することはできません。つまり、私達の多くは無意識に『被害者意識』のメンタリティーで選択行動しています。そして『被害者意識』のメンタリティーは心が踊るような出来事を遠ざけ、代わりに不快な気分になることを引っ張ってくるようになります。
ですから、『被害者意識は貴方が体験する必要のない体験』を引っぱってきてしまうのです。この意識によって、孤独感や惨め感に苛まれる体験を引き寄せ、どうしようもない絶望感を感じるような体験を招き入れてしまうようになるのです。しかも、これらは自分自身が引き寄せているとなると、『こんな体験を自分で引き寄せるわけないじゃないか』と疑問に思うかもしれません。もちろん、意識的に引き寄せているわけではなく、”無意識的”に引き寄せています。無意識だからこそ、そういった体験を”知らず”に引き寄せてしまっているのです。
”知らず”にネガティブな体験を引き寄せてしまうという事は、無意識の領域にネガティブな信念があるという事になります。でも、『ここの部分』に気が付けるようになると、無意識にある信念→意識の領域に移行 する事になるので、ネガティブな体験を”知らず”に引き寄せてしまう事がなくなります。そうなると、手放しがスピーディーにできるようになります。ですから、まずは無意識の領域にネガティブ信念がある事を認識できるようになる事です。そうする事で、手放しをスムーズにする事ができるようになります。
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