今夜はもう書かないと言っておきながら
眠気が吹っ飛んだ午前0時アセアセ

やっぱり書きます。
なら100年会館コンサートの記録。

※あくまでも主観です!!



休憩時間を経ての後半です照れ

  雨だれ


ジョルジュサンド肉食女子、

ショパン草食男子のくだりは

もう何度、聞いたかな。


草しか食べないショパン・・・が

ジョルジュサンド肉しか食べない、に

すり替わっていましたが笑い泣き


ずーっと流れている

ポンポンポン・・・という連打音。

目を瞑って聞けば雨だれの音に聞こえるから


良かったら目を瞑ってね

でも寝ないでね 寝たらわかりますからね


で、会場のあちこちに指を差して  

お客さんの心を掴む琢磨さん


2階見えてますからね

2階の・・・そこはなんで言うの?


へり?!



わたし、


・・・・え?バルコニーやないの?


って、ちっさくつぶやいてしまいました笑い泣き


もすこし大きな声だったら

聞こえてたと思うけど


バルコニーを知らんはずないよね?

え?これはネタ?わざと?

それとも天然?!


一瞬、だーっと頭をよぎり、


また、


前列の客席の方と演者さんが

やりとりしてるのって


後列のお席の方々から見たら

あまりいい気分はしないのよね。


ハッキリ言って。


いつも後ろの方〜から見てる私としては

ここは控えておかないと、とも

思いました。。。



琢磨さんの雨だれは

ほんとに情景が浮かぶ演奏です


この曲が作られた湿度の高いあの島の雨は

しとしとと静かだけど

新緑を濡らす爽やかさはないのよねー


途中で不穏な嬰ハ短調になるところでは

からだのよわーいショパンの陰鬱さが

ひしひし。


そりゃね、死にかけてたんだもんね。


石畳の階段や路地、薄暗い部屋も

毎回、目に浮かんできます。



  眠れる森の美女アダージョOp.66


姫と王子が結ばれる結婚式の場面で流れる曲


あーよかったな、と思うこと

みなさんもありましたよね?って琢磨さん


わたしもまわりのかたも


んー、まあ、ねえ〜


みたいな、微妙〜な空気に

琢磨さんも、え?ない?!あるでしょ?


あたしたち、

そんな晴れやかで

ばんざーい!!みたいなシーンって


人生のなかでそんな経験したこと

ないもんですから・・・笑い泣き



この曲も一年以上、

弾きこんで来ていますから

だいぶこなれてきましたねウインク


ラスト2曲は十八番の

  献呈とウィーンの夜会


やっぱりキラキラですが

一時に比べたらキラキラ味は

すこし抑え気味なのか、

それともわたしが慣れたのか?!笑


十八番だけど「変わらない」のではなく

バージョン2.0.2みたいな感じを受けました笑

→意味不明笑い泣き


マダムの皆さま、気持ちよく

うっとりとお聞きになられてますキラキラ



でも、

琢磨さん、なんとなーくお疲れ気味?


以下、一部、事実確認できないので削除しました


神席、余計なとこまで見えちゃって

心配してしまう→余計なお世話っ!



それでも、美しい指の動き、

絶妙にコントロールしているペダル、

(琢磨さんの美音はペダルのうまさもすごーくあると思ってます)

髪の毛一本まで見えるのは


至福の時でしたキラキラ



アンコール


スクリャービン

  左手のためのノクターン


左手の技巧もすーばらしいけど

ピアノのふちにかけた右手の形に

きゅんきゅんしたわたしは何者?笑


左手の曲を弾くときは

すこし右よりのポジションで座るのね


って、椅子、座り直す、


いちいち可愛いです笑い泣き



わたし、右手にトラブル続出で

弾けなくなったけど

舘野泉さんの

左手のためのピアノの本を買ってきた

2年前を思い出しました。


ああ、左手だけでもこんな豊かに弾けるって

作曲家、尊敬。感動したなあ。


いま、炎症がだいぶおさまって

右手も少しは使えるようになりましたが

ますますチョーヘタクソで笑えます笑い泣き



そして


スクリャービン

エチュード「悲愴」


モルゲン!と続きました。


モルゲン!手元ガン見!!


琢磨さんが歌のメロディと

ピアノ伴奏をうまく合わせているのを

どう弾いているのか見てました。


わたし、モルゲン!のピアノソロ譜、

持ってないんですよねタラー


伴奏譜しかないので

自分で歌のメロディをピアノ伴奏譜に

落とさないといけない。


眼カメラ録画、したかったです笑い泣き


琢磨さんのモルゲン!は

ほんとに良いですねキラキラ


明日もがんばろうって思える。




でも、わたし、やっぱり

思ったことを封じ込めておけないから、


はい。ここからは

気になってしまったことを書いてます。




毎回、申し上げておきますが

あくまでも私個人の思いです。


琢磨さん全面LOVEな方々や

ファンの方みんなマリアさまピンクハート

感じておられる方は

この先、どうぞお読みにならないでください。


いやーーーな気持ちになるかもしれませんから。



では、参ります。




わたしは琢磨さんだけでなく

どなたのどの演奏でも、ですが、


演奏の最後の最後の音が

すうーっと空に吸いこまれて

小さくなっていき、


ピアニストの足がペダルから

ゆっくり離れていく。


その瞬間がめっちゃ好きなんです。


その直前、何秒かは

わたし、息してません笑い泣き



ペダルから足が ふっ・・・と

離れた瞬間に

わたしも息を吐いて

ほんのわずかの間をおいて拍手します。


でもそれは

わたしだけではなくて


おそらくピアノを弾かれる方、

クラシックピアノがお好きな方は

みなさんそうなのかな?と思っています。


最後の最後の響きが

ホールに消えていくあの時間は


とても尊く大切な時間。。。




琢磨さんのウィーンの夜会はね、

パーン!って感じで終わりますが、


ペダル残ってるのよ!

まだ音はぜんせん消えてないのよー!


なのに

フライング拍手〜!?えーん


それも思い切り特大のおおおえーん




もう、がっくりタラー



最後の最後に


え!?ってなって。


その直後に


ブラボー!の叫び声に


次々に立ち上がる皆さま方。



まあ、ね。

琢磨さんはニッコニコで嬉しそうです。


会場が完全にホームのような状態でした。



それは否定しないし

さすが関西勢、熱くてリアクション良し!

愛が溢れまくりで、

それは素敵なんです!!


でも


ほんま、

フライング拍手は勘弁してください〜泣


最後の音まで大事に聞いて〜〜えーんアセアセ


たしかに、

おおおーっ!ってかんじの大迫力でおわる

オーケストラなんかのね、

爆発的感動をよぶときは

わかります、もういてもたってもいられないほどの感動ならば。




でも、そんな爆発的感動!!!の

コンサートというわけでもないもの。

(ディスってるわけじゃありません!

 余韻を楽しむための豊かさをもつ

 ピアノソロだと言いたいだけです)


悲しくなってしまった。。。




まるで、我れ先に!?

拍手もスタオベもブラボーも

そんな焦らんでもええやん〜?!アセアセ




そして


スタオベブラボーも

毎回、毎回、もうお決まりみたいに

なっちゃってて


やらなきゃダメみたいな空気感も

ちょっとツラいものがあるんです〜。。。



イヤならしなきゃいいやん?

って言われそうだけど。


日本人みぎへならえ癖だと

自分でも感じてはいますし、

それに抗えない自分も情け無いけど、


それでも。


ここでは、こうリアクションすべき。


みたいな暗黙の空気

マダムの皆さまの熱烈な愛のこもった拍手。


コアなファンの皆さまには心地よくても


場違いなのかな、わたし って

思わせるような威圧感にも

なり得るんじゃないのかなあ、とも思えました。


うーーん


これが毎回だと思うと

コンサート会場に足を運ぶのが

ちょっとしんどいなぁ〜 

とも思ってしまいました。



わたしは

ガチのクラシックファンではありませんし、

クラシックのコンサートのマナーを

口うるさく押し付ける気もありません



琢磨さんが

このままがいい!楽しい!

フライング拍手もフライングブラボーも

なんでもOKだよー!


とおっしゃるならば


残念ながら

最後の最後の音がきえるまて゛

その場の空気を味わいたい私や


正直に心が震えた演奏にだけ

心からのスタオベがしたいわたしは


コンサート会場に

足を運ばなくなる日が

そう遠くない未来にあるような


そんな不穏な気持ちも抱えながら


帰途につきました。




サイン会もわたしには無縁の世界。

毎回、グッズは買えませんタラー


直接、サイン会でお礼がいいたい、とか

琢磨さんビジネトークがお盛んすぎると

せっかくの演奏の最後に興醒めします。


グッズ買わなきゃサインもらえないし

琢磨さんとは直接、話せないですもんね。


グッズ買うお客様にだけ、お礼、ですか?と

ババアの僻み根性が顔を出しますタラー



あ、そうそう。

あのサイン会の権利が「買える」価格って

地方によって変わるのは何故?


1500円のときもあるし

3000円のときもあるし、

それ、意味不明。


あ、それから、、、それから、、、



いや、もうやめておきます。

 

せっかくのコンサート、

思い出がどんどんグレーになるからタラー





もう二度とないであろう神席キラキラ

手の動き、ペダルの足、

間近で思う存分、見ることができたのは

一生の宝物の時間。


それはまぎれもない事実ですからラブラブ



長々と書き散らかしました。


お付き合い頂きありがとうございました。





アンコールで使ったiPadが載ってるよ



入り口にピアノがありました。

すごいバリケード。

孤独なロビーピアノさんです。



奈良のお土産といえば

寛永堂の三笠でしょう〜ということで。


三笠→どら焼きのことですウインク


お土産に2つだけ買いましたキラキラ