今日は私が発達障害を勉強していく中で見つけた印象深い記事を紹介したい。
【発達障害の治療】
今の生活の中で、どんなことに不都合を感じるのかというのは患者が社会生活を送る中で、自ら分析していくものであり、その症状は性格の問題からくるものとと認識出来るかどうかが重要である。さらに言えば、発達障害であるかどうかよりも、病気のように安静や薬物だけでは治らないと自覚することが大事なのである。職種や環境によってもどのような支障が出るかは人それぞれであり、無理に全ての問題と向き合う必要はないのだ。
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これは非常に納得のいく答えであった。
確かに性格や環境の問題であり、薬云々で治るものではない(一部例外を除く)。
また、「自覚すること」だ。自覚しなければ何も始まらない。
では続きを載せよう。
発達障害に限らず、BPD(境界型人格障害)やAC(アダルトチルドレン)など、性格に問題があるケースは、本人が自分で治そうという気持ちにならなければ決して良くならない。
特に発達障害の場合はきちんと診断を本人に伝え、他人とは根本的に違うということを納得させないと治療は始まらない。逆にそのことを納得させられれば、治療の半分は終わっていると言っても過言ではない。
ここで大事なのは発達障害は「障害」という名称はついているが、決して劣っているとか、ハンディキャップがあるということではないということ。単に性格的な個性が強い、そういう考え方の人が少ないというだけで、決して稀な障害ではない。物凄い集中力や記憶力を持つ人も多く、総知能指数(IQ)は一般人の平均より高い人の方が多いのだ。一般人が苦手なことで、彼らに得意なことは沢山あること、真面目で素直であり人間的には非常に魅力があることを理解していただくことが大事である。
無理をして周囲の人と同じように作業をしようとしたり、周囲の価値観や常識ルールに合わせるのではなく、マイペースに自分独自のやり方をあみ出すこと、自分の性格傾向を周囲に伝え、先に書いた「良き理解者」を作る、職場環境を整えてもらうことが一番の治療である。
とにかく本人の考え方を変えるよりも、その患者の周囲の環境を変える方がよほど容易いことなのである。後は自分が生きていく社会環境の中で、失敗を繰り返しつつ自分でやり方を見出していくしかないのだ。病気を完全に否定し、安静や薬物では治らないこと、人生を諦めて、引き籠っていても何も変わらないことを自覚していただくことが非常に大事である。(家族にも同様の自覚が必要である)
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これも本当に納得のいく内容である。
私も一番続いた仕事は公務員であり、かつ、その時は上司に恵まれてもいた。
私はもともと誰かに相談する事が苦手である。しかし、この時の上司は私が相談する前に自らコミュニケーションをとって話を聞き出してくれたのだ。二人で飲みに行ったりもした。電話越しに泣いたりもした。
その上司とは今でも仲良く、連絡を取り合っている。私の恩人である。
次は発達障害者のデメリットを載せよう。
元々発達障害の患者は生真面目で素直で言われたことを真に受け、人間としては非常に魅力がある。一方周囲からは変わり者と見られており、場の雰囲気も読めず、人を疑わず、柔軟な考え方を持てず、後先考えない頑固者であるため、困った時にも助けを呼ぶことが出来ない。この思考は成人になって年齢を重ねるごとに固執し、どんどん融通が利かなくなって行き、福祉を介入しようとしても本人が拒否をしてしまうのである。
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だからこそ早期介入が必要なのだと私は思う。
社会に出る前に、幼児期に発見し支援に繋げていく体制作りが非常に重要である。
私自身、大変な思いをしたから。だからこそ次世代を担う子供たちにはその様な大変な思いをさせたくない。
そんな気持ちで私は日々子供たちに接している。
最後に、、、
可能であれば大人になる前、社会に出る前、不登校や引きこもりをしている幼少期、思春期の頃に医療や福祉が彼らの特性を見逃さず「発達障害」を見抜くことが非常に大事である。彼らに合った教育と社会適応の仕方を提供できれば、一般人と競う必要もなく、彼らなりの社会適応の仕方を見出し、場合によっては障害者手帳を取得し、職業訓練所の利用や障害者枠での就労も可能なのである。