合宿中に築かれた健やかな生活と安定感が、日常に戻ってきた今もろくも失われつつある。

どんよりした不安感。日々なにもせず過ごすことへの焦燥感。

でも、何に向かって進んだらいいのかわからない。

楽器を久しぶりに練習した。
コンサートのチケットとってみた。
友人と合う約束を片っ端からとりつけた。

なんで空しさが消えないんだろ。
鳥のように森を滑空しよう!

この誘い文句に惹かれて、湯沢高原アルプの里でジップラインアドベンチャーなるものを体験してきた。

もともと免許合宿帰りに温泉目的で立ち寄った越後湯沢。

アルプの里まではロープウェイで登っていく。
スタート時間まで時間が余ってたので、高山植物園を見てまわる。
「ヒマラヤの青いケシ」というのが丁度咲いていた。ネーミングもオリエンタルで素敵。
しばらく眺めていたら、近くの岩場に小さなトカゲの姿が!
身体は褐色なのに尻尾だけ目が醒めるようなロイヤルブルー。
うおお!かわいい~欲しい!!とテンションあがるもなにせ一人なので興奮を表に出さないようつとめる。

岩陰に隠れてしまったトカゲに未練を残しつつ歩いてると、ズズ‥と葉の下からなにか引きずるような音が。

ここでまたも爬虫類に遭遇‥蛇だ(-_-;)
しかもデカい。全長1メートルくらいある。
さすがに蛇はちょっと怖い。つか、これ普通に歩道歩いてるけど係の人に知らせるべきなの?でも気付いてるの私だけだしな。ここでは蛇との遭遇率なんて都会のカラス並に高いのかもしんないし。

かなり動揺したけどこれまた一人なので平静を装いつつ蛇が去っていくのを見守った。

なんだか高山植物よりもトカゲ達の印象の方が強く残ってしまった。


そして!いよいよ!
ジップラインアドベンチャー!!

鬱蒼とした森の中ワイヤーが張ってあるのでほんとにターザン気分が楽しめる。
全部で7コース、長いコースだと100m以上、高さも6、7mあって結構なスリルだ。
5~10人のグループにインストラクターが1人ついてコースを案内してくれる。今回は私含め5人だった。
滑車の使い方、着地方法なんかを習ったら即飛べちゃう。

途中でスコールみたいな雨に降られたりもしたけどそれも含めてめっちゃ楽しかった。


このアトラクションのチラシ、当日朝に宿で見つけてダメ元で予約状況きいたらOKだったの。
一人だし、デブだし‥って躊躇したんだけど行ってよかったと思う。

思いついたらまず行動!
うじうじ悩んだって、機会のがしてきっと後悔するんだから。
やってみなきゃわからないし。
うん、今年の夏の目標は行動力を磨くことにしよう。
ここではない場所に行きたかったのと、自分の行動範囲をもっと広げたいという衝動から、免許とりにいってきました。
あと、摂食脳を別の何かにむけて働かせたかった、これが内心一番の理由だったりする。


マニュアル車。合宿で、19日間かかった。

運転のセンス無いのはわかっていたから、最短16日+3日の延泊ですんだのが驚きだ。

寮みたいなロッジで、3食付き。
毎食を共にする仲間とは必然的に仲良くなる。
毎日、規則正しく起きて自動車学校に通う。夜はカラオケ行ったり飲み行ったり花火したり。


慣れない環境のストレスで過食気味になったこともあった。
ひとりで近くのスーパー行ってパン買い込んで一気食いしたり。

でも、免許とるための勉強とか仲間とワイワイ過ごしている間、そんな「普通」のことができてる自分がとても誇らしかった。

体重はむしろ増加して、そんな自分の体がたまらなく嫌になることもあったけど、でも確実に良い方向にむかってると思う。


ただ、これからまた一人で暮らさなきゃいけないのが寂しい。寂しさを過食で埋めないようにしなくちゃね。