「弱ければ弱いまま」























音もなく朝がやってくる

夜の獣が消えてゆく

星はもう見えない



どこまでもゆけ


もう目をあけて


どこまでもゆけ



あれはきっと愛だった

どうして気づかなかったのだろう

愚かに繰り返した



どこまでもゆけ


心はきえない


どこまでもゆけ



群衆の中

果てしない孤独

忘れようとしてはまた思い出してる



どこまでもゆけ


また歩き出すんだ


どこまでもゆけ



音もなく夜が消えてゆく

やがて光に晒される

すべてをかけて闘うんだ



どこまでもゆけ


弱くても構わない


どこまでもゆけ
























読んでくれてありがとう












あとがき




この散文詩は

一番星は朝になる時も最後まで光って見えるのではないか

などと思った時に生まれました。


実際どうなんやろか







この散文詩の題は

岡本太郎さんの「自分の中に孤独を抱け」という本を読んだ後に決めたのでございます。

私はこの本に

大きく熱い力をもらいました









ここまで付き合ってくれて

ありがとうござんす




またね:)