「わが母の記」2012/日
母に捨てられたという想いを抱きながら生きてきた小説家が、
老いた母親との断絶を埋めようとする姿を描く。(gooより)
人気小説家の洪作。
幼い頃3人兄弟で一人だけ親と暮らせなかったことを
当時を振り返って、両親と台湾に渡った妹達は、
「あっちでは苦労した、お兄さんは残れてよかった」と宣うも、
年老いた母とは自分から距離を作ってしまう幸作さん。
洪作さんの妹役の、キムラ緑子さんと南果歩さんがうまかったー☆(・∀・)
特にドラマチックな展開があるでもないけど、親も老いるが自分も老いる。
そして自分の子達も、自分の老いを見守っている。
その様子が細やかに描かれてて、じんわり染み込んできました。
そしてなにより昭和の丁寧な暮らしぶりがとってもよかった!(´□`。)
粗食でも器が美しかったり、お父さんが帰ってきたら、荷物を受け取り、
着替えを手伝い、そういうのがサービスでなく日常だったよなーとしみじみしました。
そしてなにより!
昭和のモダンさ!
川奈ホテルでロケされたんだそう。
あー憧れますわー(´∀`)