フード・インク [DVD]/ドキュメンタリー映画
“いま現代人たちが食べているのは食品ではなく、
大量消費を前提として生み出されている工業製品だ……。”
ショッキングな食の実態にカメラが迫った、衝撃のドキュメンタリー!

飽き性の戯言-fi
第82回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた問題作。
タイトルの「フード・インク」の中の“インク”とは“企業”、ひいては巨大企業のこと。
食品の味や消費者の健康よりも価格が重視される現代の消費文明で、
巨大食品産業が効率重視の生産を行なっている実態に取材陣は肉薄。
作品は、問題が山積みとなった現状を鋭く掘り下げる一方、
オーガニック・フードの価値を説いて救いを感じさせる。(wowowより)

飽き性の戯言-fi
食品業界は何よりも効率が求められる。
短期間に太らされたこのチキン!Σ(゚д゚;)

つーか、アメリカって、

スーパーの売り場に並んでいる商品に対して、

遺伝子組み換えか、クローン製品か、どこの産地か、記載してないってホンマ?!( ̄□ ̄;)!!


飽き性の戯言-fi

本来牧草を食べる牛も廉価なコーンを飼料として与えられる。

そのせいで牛は病気になりやすくなる。

BSEなど牛を媒体として人に感染する病気も元を正せば人災なのだな!\(゜□゜)/

飼育農家さんたち、そんなことは分かっているけど、

大企業の方針には逆らえない。。。

↑のおじさんは、今もなお牛を牛舎で飼育せず、

放牧し牧草を与えてる稀有な人。ごっつ気合!かっちょいい☆



飽き性の戯言-fi
低所得層にとって主食はファーストフード。

1ドルでバーガーは買えるけどブロッコリーは買えない。

で、大人も子供の糖尿病に。

そしてお薬は数100ドルにもなり払えない、というジレンマ。

病気になると知りつつも、それしか買えないんだから仕方ないという。


ある人はいう。

体に悪い安い食べ物はなぜ安いのか?

それはその大企業に政府が助成金を出してるから。

そしてその結果、国民の医療費も補助することになっている。

まさに負のスパイラル。


気の重くなるような事実の羅列の後、一筋の光が。

それは消費者から声を上げようということ。

一日に3回、考える機会がある。

タバコに対して起こしたムーブメントを食品に対しても、と。

屠場を描いた「いのちの食べ方 」と同様、否が応でも

自分の食生活を見直してしまう、見ごたえある作品でした!