留学生と知り合う | Vitantonio's personal blog - daily complaint dialy

 今日も全ての講義が終わってから、サークル「Creative Staff」の部室に足を運んだ。そこには入学式の日に俺に対して勧誘してきた大学院生が居て、勧誘のときとは全然違う横暴な態度(いわゆる先輩面)で周りに当たっていた。サークル部員のPCオタクなイメージとは裏腹に、ものすごく口の達者な人である。俺も1年である以上何の発言権も与えられず、結局その日も部室に何をしに行ったのかさっぱりわからなかった。

 失意のまま帰りのバス乗り場に向かっていると、なんだか真横から俺を呼ぶ声が聞こえる。まぁ俺に対してではあるまいと一旦は通り過ぎようとしたのだが、あたりには声の主と俺以外の人間は一人もいなかったのだ。そこで俺は観念して振り向いた。すると手すりにもたれかかった二人連れが俺を招いていた。

 話を聞くと2人は俺と同じサークルの進入部員だそうで、部室から出てきたところを気づかぬうちにすれ違っていたらしい。それで2人して話しながら俺を待っていたというのだ。しかもそのうち一人は先日の実力テストで振り分けられた英語の二クラスで共に俺と同じクラスに居るという。気づかなかった。そういえば英語のクラスでは自己紹介があったから、他人をじっくり観察するチャンスだったはずなのに俺は緊張で他の人の発表は全て聞き流していたからな。

 そういうわけでグループに混ぜてもらった。なんとか4月中に命拾いしたぜ。一人は山口県から来たという肉付きの良い身体の持ち主で、もう一人は対照的に細長いメガネ君だった。しかもメールアドレスを交換する際に本名を聞いたところ、後者は中国人だったのだ。衝撃を受けた。なんせ留学生とは思えないほど流暢に話すので、単に日本で育ってきたわけなんだろうか。詳しいことは聞かなかった。でも、外人の友人など持ったことが無いので彼との出会いは新しい経験だ。俺のように自国の温水でぬくぬくと育ってきた者からすると尊敬に値する。

 そして幸運なことに2人とも学籍番号が偶数だったので、クラス分けの罠にはハマらなかった。果たして趣味が合うやつらかどうかは不安が残るが、合わなければこっちが合わせればいいだけの話だ。ようやく大学生活が一歩前進する。