前回アイカツを語った際は、色々とネガティブなことを書いたので、今回はポジティブ要素を前面に出し、アイカツを知らない方にもアイカツがいかに素晴らしいかを理解してもらうようなことを語れたらと思います。
ただ、ネタバレもしちゃってます。申し訳ない。嫌な方はシリーズ全部見てからお読みになることをオススメします。
そして、前回語ったポジティブ要素の文章は、そのままコピペする部分も多々あるかと思います。
と、言ったところで・・・まず何から書いていけばいいんだ?w
 
まず、自分はアイカツスターズファン。アイカツ無印は絵があまり好きになれず、見れないでいる。
ただ、先日、無印の魅力も教えてもらったので、時間があるときにでも見てみようかなという気になってきた。
スターズからはフレンズ、オンパレードと、見続けてきた。
もう3、4年も前の話なので、内容はかなり忘れてるけれども、印象に残っている場面を断片的に語っていけたらと思う。
まず、アイカツスターズの絵・作画。非常にクオリティが高い。自分の好みのタイプの絵だ。
個人的にはアイカツシリーズの中で一番絵が好きだし、一番クオリティが高いと思っている。
髪型や髪色がすごく良い。細かい部分までこだわっているという感じが見て取れる。
そのクオリティについては深夜アニメにも負けてないか、むしろ勝っているとも言える。
ただの児童向けアニメとは思えないようなこだわり様は、絵や髪型だけでない。楽曲のクオリティ、ステージのクオリティ、ドレスのデザイン、物語の内容など、この作品すべてにおいて感じる。
 
物語の内容だが、主人公の虹野ゆめがS4の白鳥ひめに憧れるところから始まる。
ひめちゃんへの憧れ。S4への憧れ。「ゆめの夢は、S4になること!」
この気持ちを原動力に、トップアイドルのS4を目指すという物語である。
ちなみにS4とは、四ツ星学園にてゆめちゃんの所属する「花の歌組」と、さらに「鳥の劇組」、「風の舞組」、「月の美組」のそれぞれのトップアイドルに対して与えられる称号である。
これら4人にはS4専用のコートを着ることが許される。
S4にはあらゆる芸能活動のオファーが舞い込んでくる。学園内でのみ通じる称号ではなく、実際の芸能界でトップアイドルとして活躍する。
そして、S4が1つのグループとして活動する機会も多々ある。S4という名の1つのユニットという側面もあるというわけ。
そういう華々しくも、遠い憧れのような、高嶺の花とも言えるS4を目指すのだから、事はそう簡単ではない。
児童向けアニメだからと言って、単に頑張っていれば夢が叶うみたいな簡単なノリで物語が進んでいくわけではない。
何度も何度もあらゆる障壁がゆめちゃん達を苦しめ、悩ませる。
ゆめちゃん最大の障壁、それは、不思議な力の存在だ。
ゆめちゃんは、至って普通の、どこにでもいるような子、という設定。(いや、見た目普通に可愛いと思うけど)
それがステージではキラキラ輝くアイドルに変貌する。のだが、それはゆめちゃん自身、自分が自分じゃなくなるような、自分の実力よりも力を発揮できるような不思議な力を持っていて、それに頼ってしまっていたからなのだ。
その力に頼っていたせいで声が出なくなり、ついには倒れてしまう。(つまり、10倍界王拳を使って体を酷使したような状態w)
その後体調が多少良くなっても、ステージ中にまたその力に頼ってしまうんじゃないか。自分で力を使わないと決めても勝手に発動しちゃうんじゃないか、みたいなことですごく悩み、しばらくステージに立てなくなる。
そんなゆめちゃんをひめちゃんが・・・というストーリーなのだが(ネタバレしすぎ?)、普通、児童向けアニメでこんな深い心情についての話を何週にも渡ってやる?
おそらく児童のみを対象にした物語であれば、制作側としてはこんな重い話は1話か2話で終わりにしたいはずだ。
正直これは大人じゃないとついてこれないレベルだなと思うし、むしろ大人にこそ見てほしいアニメなのだ。
ローラちゃんについてもそうだ。ローラちゃんの努力や挫折、何をしても、ゆめちゃんよりも努力をしても、ゆめちゃんに勝てない。
自分は自分だという想いと、自分の個性を出すと一般受けは狙えない、という葛藤を何週にも渡って放送した。
もうこれは、ゴールデン枠のドラマを凌駕する、情熱と熱い友情の青春物語である。
そしてこれらの問題、悩み、葛藤を克服することで成長していく感動的ストーリー。
とにかく、話への引き込み方が上手いのだ。まるで本当に自分が物語の中にいるような錯覚を起こさせてくれる。自分がそのキャラになりきったように、キャラの心情を共有することができる。
個人的には1年目ではリリィちゃんにS4の座を射止めてほしかった。ゆめちゃんは2年目で、が希望だったが、1年目でS4になってしまったので、もしかしてスターズは1年で終了しちゃうのか!?と焦った記憶がある。
 
2年目では、ローラちゃんが星のツバサを獲得するのにすごく苦労していた記憶がある。
記憶違いでなければ、ヴィーナスアークの小春ちゃんの部屋でドレスのデザインに明け暮れていたっけ。
やっと星のツバサを手に入れられたときには本当嬉しかった。あのローラちゃんがついに!みたいな。
ローラちゃんにはどうしても肩入れしてしまうのだw
ひたむきに努力する姿が大好きで、いつもは勝気なローラちゃんが、悩んで憂いの表情を浮かべていたり、泣いていたりすると、抱きしめてあげたくなるw
2年目では、レイさんとリリィちゃんのコラボが素晴らしかった。
たしかエルザさんが塞ぎ込んでいる中、ヴィーナスアークの子達が四ツ星学園の学園祭に来たんだったよね?
そこでレイさんはほかのアイドルと共にアイカツする素晴らしさを知った、というもので、その物語も良いんだが、ステージがまじヤバかった。
レイさんとリリィちゃん。まさに王子と姫。
一度きりのレアステージ。神回。こんな美しいステージが見られるなんて、おれは幸せ者だと思ったw
キャハッ!おれってツイてる!ラッキー!ww
そしてCDリリースされた裸のルネサンスは、なんとレイさんソロでなくリリィちゃんとのデュエット!まじ神曲やん!!
などなど、2年目でも大いに盛り上がった。
ただ太陽のドレスという設定は、おれの中ではあまり好きではなかった。星のツバサまででよかったんじゃないか?
というのも、もっとひめちゃんを登場させてほしくて、ひめちゃんの活動も織り交ぜてほしかった。そしてS4戦も詳しくやってほしかった気持ちもある。
そしてそれ以上に、太陽のドレスは、自分がデザインしたきたドレスとはまったく別物の衣装に変化してしまう。せっかくこだわり抜いてデザインしてきた努力が、誰とも知れぬアイカツシステムから提供される衣装にとって代わられる。釈然としないのだw
あと、太陽のドレスは豪華すぎて、もはやアイドルの衣装と思えない。オペラ歌手ですか?な感じであるw
やりすぎ感が否めないし、そのやりすぎ感によって、もうこの上はない、あぁ、もうこれでアイカツスターズは終了しちゃうんだな、と、終わりが見えてしまったのでその後の物語を見るモチベーションが下がってしまった。
・・・えーっと、ダメだ、ポジティブ要素を語っていかなくては!w
 
2年目の最後の最後で明らかになる事実に驚いた方も多いと思う。
episode Soloが実はずっと昔のS4から歌い継がれてきたという事実だ。
しかもそれが、MIX、バージョンを変え、歌い継がれてきた。
なるほど、それでこの時代に、クラブ風のMIXになっているということか。
この事実については後付けなのか最初からそういう設定であったのかは謎だが、上手いこと考えた話だなと思う。
なぜなら、児童向けアニメの曲で、こんなジャンルの曲!?と誰もが思ったであろうからだ。
児童向けにはおおよそあり得ないであろうクラブ風の曲調。episode Soloを初めて聴いたとき、なんて手の込んだことをしてくれるんだ!と思った。
正直、ひめちゃんがソロでこの曲を歌うとは思えない。ひめちゃんと毛色が違いすぎる。
だけどS4の4人が揃ってこの曲を歌い、踊る。その中のひめちゃんはめちゃくちゃカッコよかった。ソロでは見出せないひめちゃんの良さだ。
なんか、お嬢様がちょっと悪ぶってみたかのようなドキドキ感さえ味わえたw(おれだけ?w)
知り合いがこの曲をたまたま聴いたとき、「これもアイカツの曲なの?最近の子供向けのアニメってすごいね~」と言っていた。
まさにそれ!児童向けだからって手を抜かない。クオリティにこだわる!それがスターズの楽曲なのだ。
そしてそんなepisode Soloを、アンナ先生も歌っていたという事実。
アンナ先生が元S4で、SPICE CHORDのミューズだったという事実。
すべてが繋がっていた!
これこそが「輝きを渡そう」である。脈々と繋いできたバトン。感慨深いものがあるよね。
でもよくよく考えれば、このアイドル学校で教鞭をとっているんだから、元S4なのは当たり前かとも思うのだが、そこまでは深く考えなかったからね。そしてこれだけロックなアンナ先生。S4だったんなら当然SPICE CHORDのミューズだわな、と、ちょっと考えれば芋づる式に予想できたことだろうけど、そこまで考えが回らなかったよね~。
スターズ1年目、最初期のED曲がepisode Soloだったわけだが、そのEDアニメーションがまた良かったよね。
「S4は憧れ」それを強く印象付けるものだったと思う。
当時2歳の娘もよく歌っていた。(今では忘れてしまっている)
 
次は楽曲について語ろうかな。
スターズの楽曲は、フレンズに比べると曲数が多く、曲のコンセプト付けも良かった。コンセプトの幅も広かった。
各個人のタイプに合わせてのコンセプト付けが的確に行われていた。
ひめちゃんは王道タイプ、ツバサ先輩はロック、夜空先輩はアジアンや多国籍、ゆずちゃんはポップな元気っ娘、リリィちゃんはゴシック調、という具合である。
コンセプト付けはもちろんフレンズでもちゃんと行われているが、スターズの楽曲はコンセプト付けをより突き詰めている感じがした。
おれ個人としてはゴシック系が一番好きなのであるが、8月のマリーナなんかはすごく元気が出る曲で好きだった。
自分が好きなジャンル以外の曲も好きになれるという、魅力的な楽曲たちだった。
元気が出る曲と言えば、POPCORN DREAMING♪も好きだった。
DMM VR THEATERでのVRライブで、ゆめちゃんとローラちゃんがこの曲を歌った。
いつもロックな衣装のローラちゃんが、この曲のときだけ可愛い衣装で登場したのだ!
これにはめっちゃテンションが上がった。
あんなローラちゃん、後にも先にもあの時だけだった。めっちゃ可愛かったなぁ。
正直、ロックな衣装より似合ってたよww
 
それから、One Stepなんかはダンスナンバー+韓国風な感じがして、やはりここでも楽曲のジャンルの幅の広さを感じた。
One Stepと言えばゆずこしょう。ゆずちゃんとあこちゃんはポップキャラ同士同じステージに立つことは自然なのだが、これにゆめちゃんを加えるという、すごくレアな3人組を見られた。
こういうユニット活動はキャラの普段見られない一面を見られて、すごく楽しいし、キャラを今一度見直すきっかけにもなった。
学園長もユニット活動については思い入れがあるようで、「だからユニット活動はやめられない!!」と語っていた。学園長のキャラいいよねww すげぇ好きだわw
 
リリィちゃんの2曲、Dreaming birdと荒野の奇跡はどちらも名曲。
リリィちゃんは見た目も曲もステージパフォーマンスも最強だった。
さすがは「ツンドラの歌姫」という二つ名を名乗るだけのことはある。
そして二つ名「シューティングスター」と呼ばれたレイさんとのコラボは先ほど述べた通りである。
製作さんはゴシック好きな人の気持ちをわかってらっしゃるなぁ~w
ついさっき、リリィちゃんが星のツバサを獲得した回の「荒野の奇跡」のステージを鑑賞したのだが、やはり圧巻だった。
エフェクトやカメラワークがハンパない!
 
真昼ちゃんの曲が、話が進むにつれて好きになっていった。
TSU-BO-MI~鮮やかな未来へ~も好きだったが、MAKEOVER
ハートMAKEUPはまじ名曲。何度もステージを見返した。
夜空先輩の頃のRomance Kissよりも、真昼ちゃんになってからの方が、アジアン感が抜けて好きだった。
そしてセクシーな感じがまたたまらなかった。露出が高いのがまじそそる。。。
表情もまじセクシー。
って、児童向けアニメにそんな感情持ちこんじゃいけない!
もっと純粋な気持ちで見なくては・・・(ブツブツ
スペシャルアピールも、光の球が上がっていく様子が綺麗で好きだった。
真昼ちゃんが初めて登場したときには、こんなに好きになるなんて思ってもみなかった。
真昼ちゃんの楽曲って、何系っていうんだろうね?おれにはよくわからんw
でもなんかキラキラした感じ。
 
2年目に突入しての最初のOP曲。STARDAM!。
STARDAM!は思い出の曲で、なんの思い出かというと、DMM VR THEATERでのVRライブを見に行った時の一曲目がこの曲だった。
スターズ1年目の頃よりも更にクオリティの増した曲だった。
それが一曲目に流れ、3Dのゆめちゃんを目にしたとき、「やっとゆめちゃんに会えた・・・」と、号泣せずにはいられなかった。
周りのみんなが曲にノッてる間、おれは感激のあまりずっと泣いていた。
あの時のことを思い出すと今でも泣きそうになるし、この曲を聴くと今でもゾクゾクと震えてしまう。
「願いは負けたりしない 本気の君を待ってる」
「震えるような高みへと 夢は夢を超えていく」
「ひとひらの蝶が羽ばたきを知り やがて風になる 奇跡のような物語」
これらの歌詞に、アイカツのすべてが詰まっている。そんな気がする。
この曲を聴く度に、本当にそうだな、嘘じゃないんだ。ゆめちゃんがここまで頑張ってきたものが実を結んで、S4になったんだ。そう思って震えてしまう。
これこそが、震えるような高み。ゆめちゃんはこの景色を見せてくれたんだ。
その中でも
「幻想はやがて現実になる 私は負けない」
という歌詞がある。
スターズをリアルタイムで見ていた当時、アニメと現実の区別ができていないんじゃないかと思えるほどに、そしてアニメの中の住人になったかのように、本気でゆめちゃん達を応援していた。
ゆめちゃん達が本当に実在するんじゃないかと思えるほどのストーリーで、一話ごとに感情を揺さぶられ、一話ごとに一喜一憂した。
ゆめちゃん達に会いたい。おれは、本気でそう思っていた。アニメだから、そんなの叶うわけないのに。幻想にもほどがある。どうしてゆめちゃん達が実在しないんだ?すごくもどかしかった。
だけれども、この日、やっと、本当に、本物のゆめちゃん達に会えたのだ。幻想は現実となった。
絶対に起こり得ないはずのことが起こったのだ。この時代に生きてて本当に良かったと思った。
「幻想はやがて現実になる 私は負けない」
曲中での意味はもちろん違うが、この歌詞を聴く度に、あの日あった現実と歌詞を重ね合わせてしまい、泣きそうになる。
ところで、ゆめちゃん達に会いたいというのは、ファンだからとかいう感情ではなかった。
一緒に切磋琢磨してきた仲間だから、その大切な大切な仲間に会いたい、という意識が強かったように思う。
ちなみに、仮にVRライブを見に行ってないとしても、この曲はイントロ聴いただけでゾクゾク来てしまう。
スターズの楽曲って、ほんとそういうとこ上手いよなぁ~。クオリティ高すぎるって。
そしてSTARDAM!の振り付け好きです。サビの振り付けすごく良くないですか??
「憧れは次の」のとことか最初見たら笑いそうになっちゃうけど、その次の振りがなんかスカしてていい感じ。オシャレ感出てる。そんな流れでくるからバランスが取れててすごい好きです。
 
2年目後期のOP曲で、MUSIC of DREAM!!!という曲がある。
前回のブログで、愛をもってアイカツを語ってらっしゃった方がいる、と話したが、その方はMUSIC of DREAM!!!を聴いて心を動かされ、アイカツを見始めたそうだ。
アイカツのことを何も知らないところから、この1曲を聴いてアイカツに興味を持ってくださるなんて、本当に嬉しい話だ。
たしかに、おれもこの曲を聴いて、アイカツにはもったいないぐらいの、児童向けアニメにはもったいないぐらいの曲だと思った。それぐらいクオリティの高い曲だ。
でも、たぶんスターズを見始めたら、もっとこの曲に思い入れが増すんではないかと思う。
なぜなら「スタートラインを飛び越えたあの日から 今も同じ夢を見ている」という歌詞の意味合いだ。
スターズを見ている方なら当然すぐに気付くことなのだが、「スタートライン!」というのはスターズ1年目の、最初期のOP曲の曲名なのだ。
すべてはこの曲から始まった。そして今も同じ夢を見ている。
S4になるという夢を叶えたあとも、努力を怠らない。次の目標に向かって頑張り続ける姿勢が、応援したいという気持ちをさらに掻き立てる。
あらゆる試練を乗り越えて努力してきたその姿が、走馬灯のように思い出され、ゆめちゃんも、みんなも、ほんと頑張ったな。偉いな。うぅ。
まるで、自分の子供のように成長を思い出しながら、センチな気分に浸ってしまうのである。
ちなみに、OPアニメーションでも、丁度その歌詞のところで、1年生の頃の初々しいゆめちゃんが2年生S4のゆめちゃんにぶつかるという、心憎い演出がされており、もう、こっちとしてはそれだけでうるうる来てしまう。
そして、先ほども述べた「輝きを渡そう」。
MUSIC of DREAM!!!はアイカツスターズにおいて、特別な意味を持った楽曲であった。
 
そして今話に出たスタートライン!だが、こんな歌詞がある。
「夢は見るものじゃない叶えるものだよ 輝きたい衝動に素直でいよう」
これが曲の冒頭で流れるのである。つまりアイカツスターズ1年目の一番最初に聞く言葉がこれなのだ。
これを聴いた瞬間にもうこれはワクワクが止まらないよね!ww
児童向けの曲にこんな歌詞を載せちゃうんだ、と思った。
理解できない子がほとんどだろうけど(娘は当時2歳)、後々に理解できるようになってから聴けば、これは子供にとって強烈なメッセージだな、と思った。
「輝きたい衝動に素直でいよう」
自分を縛る必要なんてない。色んなしがらみなんて考えるな!君は輝いていいんだ!
グサッと刺さる言葉だ。
これだけじゃない。
「「諦めない」その言葉が道になる あの日見た景色目指して進もう」
「誰かの真似なんて退屈なだけさ 一人一人違うから奇跡 一緒に飛ぼう」
スターズを見終わってから聴くとさらにスタートライン!の一文一文が胸に突き刺さってくる。
これから見る人にとっても、これから始まる物語に心が弾む。今はまだ掴めない栄光をいつか掴んでいる姿が想像できる。そんな1曲だったと思う。
 
おれはこの記事で散々歌詞の良さについて触れてきた。
だが、歌詞がいいだけでは楽曲というのは成り立たない。曲が、ディテールにまでこだわって制作されているから、この歌詞が生きてくるのだ。
むしろおれは本来、歌詞とかどうでもいい派なのだ。(ちなみにV系が好き)
曲が良ければ、歌詞はどうでもいい、極端に言えば「ラララ」で歌っても心に響いてくるような曲が最強の曲だと思っている。
そんなおれがこれだけ歌詞について力説しているというのは今までにないことで、それだけスターズの歌詞、曲のクオリティが素晴らしいということにほかならない。
 
楽曲のクオリティの高さもさることながら、ステージのクオリティの高さもアイカツの魅力だ。
アイチューブにて各楽曲のミュージックビデオが配信されているが、おれはそれよりもアニメ内のステージが好きだ。
アニメ内のステージでは、その物語の背景を踏まえながら見ることでより感情移入できる。
同じ曲のステージでも、衣装が違ったり、カメラのアングルが違ったり、色々と違いを出しながらその時々の物語に沿った演出をしてくれる。
特にそれが際立っているのが、S4戦でのひめちゃんのステージだ。
同じキャラで同じ曲なのに、これまでのひめちゃんのどのステージよりも輝きを放っていた。
あれは圧巻だった。鳥肌が立ったよ。
そういう、細かな演出までこだわってやってくれることで、大人でも満足して見られるアニメに仕上がっていた。
そしてドレスのデザイン。まじでプロの領域だと思う。
しかも、デザイン駆け出しの頃のものはそれなりのデザインに抑えているし、物語が進むにつれてより良いデザイン、コーデになっていく。そしてプレミアムレアドレスでは一番最高と思えるデザインを完成させる。
アイカツにおいてどういう方がデザインをやっているのか知らないが、この一連の流れを作り出せるのにはただただ脱帽する。
腕の良いデザイナーさんにとって、質の抑えたデザインにするのって、難しそうじゃないですか?
レベルの高い人がレベルを抑えて仕事をするっていうのは、すごく難しいことだと思うし、本当はやりたくないことだと思うんですよ。
それを見事に実現するって、どんだけレベル高くてプロ魂のある人なんだって思いますよ。
 
おれにとって一番印象に残っているドレスは、ゆめちゃんのコーデで、本のモチーフをドレスにくっつけるという、かなり斬新なドレス。
あのドレスがめっちゃオシャレ感あったな~っていう記憶がある。
おれの中ではゆめちゃん史上最高のドレスじゃないかなと思う。
Rainbow Berry Parfaitのドレスよりも好きだな。
そしてひめちゃんのドレスはいつも安定してオシャレだった。どれも好きだったな~。
My Little Heartはまじでめっちゃ可愛くてオシャレ。お人形さんになれる!って感じだったよな~。
ちなみに、学校の制服に関しても、スターズが一番オシャレだったと思います。
四ツ星学園にしても、ヴィーナスアークにしても、シンプルなようでクオリティが高い!色使いもいいですよね。
四ツ星は、夏服も良かったです。
フレンズのスターハーモニー学園もなかなかいいですが、スターズには敵わないかなといった印象。中等部のはなかなか良いのですが、高等部の制服のジャケットは、正直、どうしてあの色なのだろう?と。同系色ではあるが、なんか上下合ってない感じ。
話はすっとびます。
たまに出てくる小春ちゃんのセクシーカット。あれなんですかね?w
すげぇ一瞬しか映らないのはなんでなんだ?w
小春ちゃんファンへのサービスカットなのか、でも一瞬しか映らないのは余計もどかしそうだけどもw
もどかしさを与えることでさらに見たくなり、小春ちゃんファンを逃さない、みたいなことなのかな?w
朝陽くんもやられちゃってるしねww
まぁ実際、小春ちゃんは常にセクシーキャラでいた方が魅力的なのではないかなと思います。ステージでも映えそうだしね。

 
アイカツスターズの語りたいことはだいたい書けたかなと思います。
話は変わりますが、S4のお茶会っていいですよね。
おれもあのお茶会参加したいですw
あーゆーの好きなんだよな~。アフタヌーンティーとかいいよね。
あとやっぱりS4のコートってカッコイイよなぁ~。
あれを着てるゆめちゃんは、まるで別人というか。
髪が伸びたというのももちろんあるけど、あれ着るだけで貫録が出るよね。頼もしい。
ただ、先輩風吹かしてるとこが、若干鼻につくときもあるけどww
まぁそこは大目に見てあげようよw
 
ここまで書いて8900文字オーバーか。
長くなったので、アイカツフレンズ、アイカツオンパレードについてはまた次回に書きたいと思います。
それではまた!