近頃、私の周りにはガン患者が多いです。
6日の日曜日に、膀胱がんの姪が姉を伴って訪ねてきました。
やってきた理由は、ダイエットサプリを取りに来たのです。
妻はこの処、布に染料を使って絵を書き始めました。
お手製の暖簾やテーブルクロスに絵を描いて、姪たちに差し上げているのです。
姪姉妹にそれを手渡すときに、私は、一言添えて構ってみました。
「この作品が(格好をつけてそう言ってみた)遺作になるかもしれないから、そうなると高額なものになると思うよ。今はまだ安いから、いくらでも払っていきなよ(笑)」・・・と、云いながら正面から妻の目を見つめていた。
この処、心身共に元気の出た妻の様子を覗いてみよう、と云う魂胆もありました。
姪姉妹は、一瞬呆気にとられながら、間を置いてケラケラ笑い出しました。
妻は、(本当は死ぬ日がいつ来るのか不安な毎日なはずなのに)顔色を変えることなく、ニコニコしながら「そうだよ、価値が出るぞ!」と、私と一緒に姪たちを構っていた。
落ち込むことなく、お遊びであっても絵を描き、一所懸命作った暖簾(のれん)を受け取って、彼女たちが喜ぶ姿をみて楽しめるようになっている。私は、妻のその変化をこの上なく喜んでいる。・・・うん、良かった♪・・・心からそう想う。
元気でいてくれる妻に感謝です!
膀胱がんの姪、血尿と下痢 2014-06-19
テーマ:ダイエット
をお知らせしたが、その後の検査で、内視鏡では膀胱に異常なく、一週間後に腎臓のCТを撮ったがやはり異常はない。
取り敢えず一安心なのだが、姪と姉の顔色と艶を見比べながら私は思った。
姪の姉は、化粧はしているが肌がカサカサしている。姪はスッピンなのだが、肌がスベスベして、艶が良い。・・・体型もすっきりしたし、お腹が凹んで胸が目立つようになったじゃないか、と褒めた。
姪は姉に栄養療法ダイエットを勧め始めた。8月に一緒に会員制クリニックに行って検査しようよ、と。
姪に、「低カロリーダイエットだがサプリメントの効力は凄いね! 色艶がいいよ。」と云いながら、姪の手が黄色いのに気が付いた。
「柑皮症だな。」・・・摂っているビタミンAにβカロチンが入っている。柑皮症って、ミカンをたくさん剥いて食べると、手指が黄色くなる、その現象です。体に害はないのですが、黄色が目立って黄疸と間違われることがある。
白目の色は黄色味がないので、黄疸ではないことが解る。40,000IUのビタミンAを半分に減らすように言った。
膀胱がんの手術を4度ほど繰り返しているので、膀胱の括約筋が傷んで、尿漏れ状態が気になるという。対処として、効果があるかもしれないので、ノコギリヤシエキスのカプセルを勧めていたのです。そこにビタミンAが高容量で入っているので、躊躇なくビタミンAの減量を指示できた。
3ヶ月後に尿漏れが改善されるかどうか? またご報告できると思います。
妻の乳がん、膀胱がんの姪、直腸がんから肺・肝転移している栃木君、3人とも元気で働いているし、活気に溢れている。栃木君に至っては、転移が始まってから17ヶ月目です。
未だに元気で働いている。その姿に、手術元の医師は驚きを隠せないようだ。