♪♪♪♪♪ 殿堂入り!
♪♪♪♪ この本との出会いに感謝!
♪♪♪ いや~、面白かった
010 一瞬で信じ込ませる話術 コールドリーディング 石井裕之
♪♪♪
良くも悪くも人は騙されやすい生き物だ。
石井裕之さんは催眠療法を中心としたカウンセリングを行うセラピストだ。
いわば、潜在意識のプロフェッショナル。
この前、TVに出演しているのを見かけたので、知ってる人もいるかもしれない。
コールドリーディングとは、聞き慣れない言葉だが、
まったく事前の準備無し(コールド)で、人の心を読むこと(リーディング)らしい。
(普通の)占い師や霊能力者あるいは詐欺師が使っている、人を信じ込ませるテクニックやトリックのことだ。
この本の趣旨としては、そういう禁断のマニュアルを公開することで、
詐欺師などに騙されるのを防ぐだけでなく、
人間関係を良好にする日常のコミュニケーションツールとして使って欲しいとのことだ。
本書では、様々なテクニックが紹介されている。
セレクティブメモリ、アンビバレンス、ストックスピール、サトルネガティブ、サトルクエスチョン等々。
どれも、天地がひっくり返るほど驚く内容ではないのだが、
人間の心理をうまく利用していることに感心させられる。
詳しい内容は是非読んで確かめて欲しい。
様々なコールドリーディングの手法を読んで思ったことは、
人は自分が思っているほど特別な人生を歩んでいるわけではないということだ。
誰でも、自分は自分だけの体験をして、自分だけの考えがあって、自分にしか分からない悩みがあると思いたい
が、、
実際は似たような体験をして、似たような考え方をしていて、似たような悩みを持っている人は意外といるもん
だ。
だから、占い師などがその人をパッと見て、あなたはだいたいこういう人ですよねと言うと大抵当たる。
後は詳しい内容を本人に喋らせるように仕向ければ、
相談者は占い師がまるで自分のことを何もかも知っているかのように思ってしまう。
う~ん、巧みだ。
もう一つ思ったのは、人間は願望にすがる生き物なんだなということ。
騙される人は「この人の言うことが本当であって欲しい」と思うから騙されるそうだ。
例えば、「近いうちに別れるから」と言われている不倫の恋に落ちた女性がいるとする。
しかし、相手はいつまで経っても別れる気配が無い。
周りは、「あんたは騙されてるのよ」と言うが、本人は頑なに相手の言葉を信じている。
これは、彼女の頭がおかしくなってしまったから信じているわけではなく、
相手のウソが「本当であって欲しいから」信じてしまったのだ。
これって、誰にでもあることではないだろうか。
さて、最近TVに良く出ている江○啓之さん。
彼に本当に守護霊やオーラが見えるのかは分からないが、
この本を読んでから彼の話を聞くと、まさにコールドリーディングだ。
ものすごく巧みに相手を誘導して、相手を信じ込ませているように一見見える。
別にアンチ江○というわけではない。
が、そういう視点で見ると話術の勉強になる。
彼をスピリチュアル・カウンセラーとして見ていては絶対気づかないことだ。
これで、TVの楽しみ方が一つ増えた。
009 「乱世を生きる市場原理は嘘かもしれない」 橋本 治
♪♪♪♪
とことん考えるのも悪くはない。
この本を紹介するかどうか迷った。
それは、面白くないからではない。
この本の面白さをうまく伝えるだけの知識と経験と言葉を持ち合わせていないからだ。
一通り読んだが、正直内容を把握し切れていない。
内容が難しいというよりも、人生経験の少ない身では
筆者の言っている事が身に沁みてこないからだ。
それでも、面白いと思ったから紹介することにする。
タイトルに”市場原理”とあるぐらいだから、
この本はいわいるビジネス書なのだが、
ビジネスの世界に直接関わっていない作家の視点から見た社会を描いているので、
なるほどこういう見方があるのかと唸らされる箇所が多い。
内容としては、
なぜ勝ち組と負け組みは生まれたのか、に始まって、
経済とは何か、
どうして日本は戦後成功することができたのか、
世界経済と個人とはどのような関係にあるのか、
といった幅広いテーマについて語りつつ、
従うべき理論がなくなった「乱世」において、
どうやって生きていけばよいのかを考察している。
ここで面白いのは、はっきりした結論が出ていないということ。
そもそも、この本を書き始めるときに、
「何を書こうとするのか実はよく分からないんだけど」
というスタンスで書き始めているので、全体的にのらりくらりした印象を受ける。
だが、そういう書き方だからこそ、
他のビジネス書では知ることの出来ない考え方を知ることが出来るのではないかと思う。
この本で得た新しい視点は、
「経済とはただ循環することである」
「エコノミストは絶対に世界経済は破綻するとは言わない」
「我々の欲望は世界経済によって動かされている」
詳しくは書かないが、興味のある人は一読してみてほしい。
他にも、この本には重要なことが書かれている気がする。
だが、今の自分ではそこに気付くことができない。
社会人になってから、もう一度読み返そう。
きっと、新しい発見があるはずだ。
008 「美人」へのレッスン 齋藤薫
美人になりたいわけではない。
というか、男だから美人にはなれない。
かといって、そっちの気があるわけではない。
この本は自分で買ったのではなく、友達が貸してくれた。
最初は、えっ、と思ったが読むと非常に面白かった。
齋藤薫さんは女性雑誌編集部に勤務時に美容ページを担当。
退社後、美容ジャーナリストとして雑誌での連載、
化粧品の企画、美容学の講師など幅広く活躍している。
美容について書かれた本を男が読んで面白いのか?と思うだろうが、
これが実に興味深くて面白い。
女性はどうして美容にこだわるのか?どうして化粧品にお金をかけるのか?
そんな男の立場では知る由もない女性の未知な部分を知ることが出来た。
そして、最大の疑問、「美人とはいったい何なのか?」ということについて、明確な見解を得られた。
それに、女を男に入れ替えて読んでも、当てはまることがいくつもあるので、
自己啓発的な本としても読めた。
もちろん女性にとっても多くの発見がある本だと思う。
美容に関する雑誌や本をあまり読んだことがないが、
単に美しく見せるために化粧をどうしろとか、マナーをどうしろとかというテクニック集ではないし、
美人とは心の美しい人だから見た目はそんなに重要じゃないっていう精神論的な内容でもない。
齋藤さんの美容業界に長く携わっている経験をもとに、
色んな角度から「美人」とは何かということを検証し、
外面、内面の両方から「美人」になるためにはどうすれば良いかを考察している。
鋭い観察眼で、思ったことをはっきりと書いているので、
数ページごとに、なるほど!と思わせられる。
美容なんて全然興味がない、
自分は美人になんてなれやしない、
化粧品を色々試しているけどちっとも効果がない、
美人にはなりたいけど、どうやったらいいか分からない、
と思っている女性にはオススの本だと思う。
最後に、ちょっと長いが、齋藤さんが最も言いたいことと思われる文章を引用する。
~最終的には私はこう思うのだ。
美しいことそのものには、たいした価値などないのではないかと。
もちろん、瞬間的に、いい想いをしたり、
一時的に幸せになったりの理由にはなるかもしれない。
しかし、これまで見てきたように、美しさそのものは長い人生で見れば、
大して役に立たないし、たとえ役に立ったといっても、
美しさで一度でも人を感動させた人は、その美しさを失えば逆に非難の対象にさえなってしまうから、
ずっとずっと維持しなければならない。
だいいち美しさは、ただほっぽり放しにしておくと、必ずいつか色あせる。
つまり、人にとってもっとも大切なのは、美しさを増すこと、増やしつづけることなのだ。
そして、人を幸せにするのは、美しさを増した時に、体の中から出るパワー。
決して、美しさそのもののパワーではないのだ。~
”美人とは状態なのではなく、生き方なんだ”と感じた。
007 「またまたへんないきもの」 早川いくを
♪♪♪♪
こたつにみかんにへんないきもの♪
待ちに待った第2弾。
一作目「へんないきもの」を読んで、すぐに続編が読みたくなった。
その続編が遂に出た。
この本はタイトルの通り、へんてこな生き物を紹介している本だ。
見開き左のページに生き物の説明、右ページにイラストという構成で、
2ページで1匹の生き物を載せているから、非常に読みやすい。
だが、この本はただ普通の珍しい生き物を紹介するだけの本とは違う。
説明文が完全に受けを狙いにいっているのだ。
ネタは映画、アニメ、歴史、古典等々、そして時に下ネタと幅広い。
大爆笑はないが、どれもくすっと笑える。
もちろん、個々の生き物の特徴がうまく説明されている。
それに加え、トリビアな薀蓄も織り交ぜ、
さらには環境問題や社会問題にも言及している時もある。
短い文章の中でいくつもの要素をちりばめてまとめている筆者は凄い!
とはいっても、この本の主人公はあくまで”へんないきもの”だ。
ほんとにこんな生き物いるんかよ?
と、説明されても良く分からない生き物が次々と登場する。
状況に応じて24もの活動形態に変異する”地獄の細胞”「フィエステリア」
互いの目の離れ具合を計測して、雄の優劣を決める「シュモクバエ」
22口径の銃弾に匹敵する強力なパンチを繰り出す「モンハナシャコ」
カタツムリの肉体を乗っ取り、行動を操って鳥を誘う恐怖の寄生虫「レウコクロリディウム」
農業を営み、成長すると性転換する「ナスビカサガイ」
とにかく面白い。
その驚異の形態、生態にただただ唸るのみだ。
人間が最も進化した優秀な生物であると思っている人は多いと思うが、
へんてこな生き物達を見ているととてもそうは思えない。
それぞれが、環境に適応するために独自の進化を遂げていて、
その環境では彼らは”最も進化した優秀な生物”なのではないだろうか。
すごい奴らは山ほどいる。
面白いだけではなく、奢る人間を謙虚にさせてくれる一冊だ。
006 「世界で一番の贈り物」 マイケル・モーパーゴ
♪♪♪♪
今日だけでも、争いのない一日であって欲しい。
クリスマス休戦。
この言葉を聞いたことがあるだろうか。
それは、第一次世界大戦のさなかに起きた奇跡だ。
歴史の教科書には載っていない、非公式な休戦のことだ。
軍の上層部の命令などではなく、兵士達による自発的な休戦。
その実話をもとに描かれたのがこの絵本だ。
ドイツ軍とイギリス軍がにらみ合う戦場の最前線。
1914年のクリスマスの朝、殺伐とした戦場に白旗が上がった。
それが、奇跡の始まりだった。
短いストーリーだったが、一瞬で引き込まれた。
戦争を体験したことの無い自分には到底分からないが、
第一次世界大戦中に、こんな心温まるエピソードがあったなんて。
想像して胸が熱くなった。
ストーリーだけでなく、絵も良かった。
水彩画のようなやさしい絵が、その日が心温まる一日であったことを教えてくれる。
深く蒼い夜空が印象的で、蒼いのに、何故か温かくなった。
この本を読んで、
ほんとは誰も心から戦争なんてしたくなし、
人殺しなんてしたくないのだ、と改めて思った。
でも、自分ではどうすることも出来ない巨大な力に動かされている。
クリスマス休戦は、戦争という”やり切れなさ”に対する唯一の対抗手段だったのかもしれない。
タイトルになっている「世界で一番の贈り物」。
これが何なのか、はっきり分からなかった。
机から見つかった手紙のことだろうか。
クリスマス休戦のことだろうか。
それとも、この本自体のことだろうか。
少なくとも、僕にとっての贈り物ははっきりしている。
この本を読んだ時間。
戦場に思いを馳せたわずかだけど特別な時間だ。
この事実を知っただけで、とても幸せな気分になった。
90年前の戦場から送られてきた最高のクリスマスプレゼントだった。
005 「自分の中に毒を持て」 岡本太郎
♪♪♪♪♪
常識 or 非常識?
岡本太郎という名前を知らない人は少ないだろう。
大阪万博の「太陽の塔」や「芸術は爆発だ」というセリフはあまりに有名だ。
破天荒で、常識破りなイメージがあるのではないだろうか。
だが、彼がいったいどんなことを考えて、生きていたのかは知らなかった。
最近、太陽の塔が好きになってきたのだが、
これを創った岡本太郎とはどんな人なのか、知りたくなって本書を手にした。
1ページ目を開いた瞬間から、ガツンときた。
鈍っていた自分の頭に氷水をかけられた感じだ。
この本を読んでいると、自分の常識的な部分が否定されるので、一瞬拒絶感を感じる。
しかし、一旦そこを乗り越えると、爽快な気分になる。
そして、最後には、生まれかわったような気持ちになって、よし!自分もやるぞ!と思えるから不思議だ。
岡本太郎は常に社会に逆らってきた。
選ぼうと思えば、楽な道を選べたのに、そうはしなかった。
それが、彼の命を燃やす原動力だったのだ。
そんな彼の目から見た、人生や社会、愛についての鋭い考えが書かれてある。
だから、この本を通して彼の言いたいことは、一貫している。
非常識になれ!そして自分をも壊しつづけろ!だ。
実際には、彼のように非常識に生きるのは難しいだろう。
そもそも、みんながみんな非常識に生きていたら、社会はめちゃくちゃになってしまう。
それは、芸術家だからできることなのかもしれない。
だけど、現状に不満があって、何かを変えたい時、
自分の限界を感じて、どうしても乗り越えられない壁がある時、
そんな追い詰められた時には、非常識が強力な武器になるような気がする。
最後に、1ページ目に書かれていた文章を載せておく。
この文章から、何か感じることがあるのなら、ぜひ本書を読んでみてほしい。
この本には今を生きるためのエネルギーが満ち溢れている。
~人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。
ぼくは逆に、積みへらすべきだと思う。
財産も知識も、蓄えれば蓄えるほど、かえって人間は自在さを失ってしまう。
過去の蓄積にこだわると、いつの間にか堆積物に埋もれて身動きができなくなる。
人生に挑み、本当に生きるには、瞬間瞬間に新しく生まれかわって運命をひらくのだ。
それには心身とも無一物、無条件でなければならない。
捨てれば捨てるほど、いのちは分厚く、純粋にふくらんでくる。~
004 「天国からはじまる物語」 ガブリエル ゼヴィン
目覚めたリズは大きな船の中にいた。
乗客は老人ばかり。
つかの間の航海の末、たどり着いたのは
何処にでもあるようで何処にもない国「ドコカ」。
そう、そこは死後の世界だった。
「ドコカ」の住民はみんな死んだ年齢から若返っていく。
そして、生後4ヶ月になると、
海に送り返され、現実世界で新たな人生を歩むこととなる。
老人にとっては、若返っていくなんてきっと素敵なことだろう。
だけど、主人公のリズは15歳の女の子。
これから楽しくなっていく人生に、突然終わりを告げられたのだ。
これ以上若返って、どうしろっていうの?
現実(?)が受け入れられず、悩み続ける少女。
そんな彼女の成長(?)を描いた物語だ。
想像してみて欲しい。
30歳で亡くなった男と15年後に亡くなった45歳の妻。
「ドコカ」で出会えば、30歳の差だ。
その男と、15歳で亡くなった少女が「ドコカ」で出会えば、
見た目はちょうどお似合いのカップルだ。
若返るがゆえに、生じる葛藤や新たな恋。
そんな不思議なエピソードがあちらこちらに散りばめられてある。
よくある死後の世界は永遠か、生まれ変わるかどっちかだろう。
だが、ちょっと考えてみると、永遠なんて退屈だし、
死んですぐに生まれ変わるのは唐突過ぎる気がする。
だけど、もし生まれ変わる前に、もう一つの、逆向きの人生を遅れるなら、
こんな素敵なことはないと思う。
寄せては返す波のような人生。
きっと後半の人生では、生きるということを深く実感出来るに違いない。
冬の寒さに、心まで冷えてしまっている人がいたら、是非この本を手にとってみてほしい。
淡々と進むストーリーなのに、心がじ~んと温まる。
いくつになっても、恋愛っていいもんだなと思える。
そして、読み終わった後に気付くだろう、
自分の人生は、「ドコカ」ではなく「ココニ」あるということを。
003 「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」 香取 貴信
♪♪♪♪
サービスってなんだろう?
ディズニーランドに行ったことがある人は多いと思う。
数々の楽しいアトラクションに夢のひとときを過ごしたことだろう。
1日遊びまくって、また行ってみたいと思ったに違いない。
それは、アトラクションが楽しかっただけだろうか?
僕が初めてディズニーランドに行ったのは小学生の時だが、
スタッフの人の笑顔の良さと、
ひっくり返したランチを素早く片付けてくれたサービスの良さを今でも覚えている。
どうしてあんなにサービスが良いのか、
どうしてまた来たくなるのか、
そのヒミツがここに書かれてある。
この本の著者である香取さんは、ヤンキー少年だったが、
ささいな動機からディズニーランドでバイトを始める。
そこで、色々問題を起こしながらも、
仕事とは何なのか、サービスとは何なのかということについて学び、
現在は独立して、香取感動マネージメントを設立して、
各地のテーマパークで活躍しているという変わった経歴の人だ。
想像通り、ディズニーランドで学んだことが書かれているのだが、
普通のビジネス本と違って、偉そうなことは一切かかれていない。
ホスト(スタッフのことをディズニーではこう呼ぶ)と
ゲスト(お客さんのこと)とのやりとりを中心にしたいわば体験記だ。
その体験記がおもしろい。
気楽に読めるのに、毎回なるほどと思ってしまう。
時には涙を誘うことも・・・
どのエピソードを聞いていも、
ホストがどれだけゲストのことを考えて働いているかが伝わってくる。
叱る時も、モチベーションを上げる時も、中心になるのはゲストのこと。
例えば、ミーティングで社員の人がこんなことを話していた。(以下要約)
「夏休みのディズニーランドは非常に混むので、入場制限が行われます。
当然、中に入ることが出来ないまま、帰らなければならない人が出てきます。
家族連れの中には、理由を聞いても『いやだぁ!はいりたいよう!』と
だだをこねる子供がいます。
そんな時、親が示す反応は2つです。
1つは、『しょうがないでしょ!あきらめなさい!』と怒るんです。
そして、もう1つは、
何だと思います?
嘘をつくんですよ。
『ミッキーは別のところにいるんだよ!ミッキーに会いにいきましょうね!』って。
みんなも自分が親だったらって考えてごらん。自分の子供に嘘をつく気持ちをさ・・・。
その気持ちを考えたら、パークに入ったゲストに何でもしてあげられるよね。」
ここまで考えて働いているというのは凄い!
徹底したゲスト中心思考が貫かれている。
サービスのプロとはこういうことなんだと納得できた。
”社会人として大切なこと”とタイトルにあるが、むしろ僕には
”(社会)人として大切なこと”なのではないかと思えた。
楽しく読めるのに、大切なことに気付ける本。
学生から経験豊富なビジネスマンまで、
あらゆる人にオススメの一冊だ。
さて、この本には
「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった〈2〉熱い気持ち編」
という続編があり、
さらに、香取さんの親友の加賀屋さんが書いた
「働くことの喜びはみんなディズニーストアで教わった―外伝・社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」
という本もあって、
合わせてディズニー三部作。
どの本も基本的に言いたい事は同じだが、
それぞれのエピソードがおもしろいので、
ちょっと疲れたなって思うときに読むと、息抜きにもなるし、元気も出る。
加賀屋さんにこの前お会いした時に聞いた裏話。
ホストでも、
ミッキーやドナルドの中に誰が入っているのか知らないそうだ。
なんと、ホストの前でもミッキーはミッキーなのだ。
彼らはZooと呼ばれる専用の場所で着替えるそうだ。
働いている人の夢も壊さない。
やはりディズニーはサービスのプロだ。
002 「文房具を楽しく使う ノート・手帳編/筆記具編」 和田哲哉
♪♪♪
文房具、好きですか?
著者の和田さんは和田電気という会社の社長。
だけど、趣味がが高じて出したのがこの2冊。
この本は単にノートやペンが並んでいるカタログ本ではない。
むしろ、登場する文房具は厳選されていて、ほとんどは文章だ。
題名のとおり、文房具の楽しい使い方を提案している。
簡単に要約すると、
役割(日記、アイデアノート、メモ)や場面(仕事、プライベート)に応じて、
様々なノートを使い分け、さらにそのノートに合ったペンを選ぼうということだ。
和田さんは、そういうスタイルを多ノート派や多ペン派と呼んでいる。
そんなのみんなやってるよと思うかもしれない。
でも、単に多くのノートやペンを適当に使うのではなく、
ノートやペンの種類や特徴を知った上で、色々な組み合わせを試して、
こだわりを持って楽しもうと提案しているところが新しいと思う。
パソコンを使うようになって、物を書く機会は明らかに減った。
これからも、ますますタイピングすることが多くなるに違いない。
しかし、そうなればなるほど、手書きが特別な意味を持ってくる気がする。
こんな時代だからこそ、もっと文房具にこだわってみてはどうだろう。
なによりも、日頃使うものだから、楽しく使いたいではないか。
誰でも、文房具店でこれにしよっかな、あれにしよっかなとノートやペンを選んだことがあるだろう。
そのワクワク感をこの本は思い出させてくれる。
和田さんは、StationeryProgram というサイトを運営している。
興味がわいた人は覗いてみてほしい。きっと楽しめると思う。
001 「決定版!! 全国水族館ガイド」 中村 元
♪♪♪♪
これは一生もののガイドブックだ!
全国100館の水族館が紹介されている。
1館当たり2~3ページだが、
魚や海獣達のきれいなカラー写真と筆者の軽快な解説から
それぞれの水族館の魅力が存分に伝わってくる。
水族館なんてどれもそんなに変わらないと思っていたが、とんでもなかった。
ショーに力を入れている水族館や淡水魚メインの水族館など、
個性豊かな水族館が全国に散らばっていた。
読んでる途中から、近くの水族館に行きたくなった。
筆者は各水族館の魅力をレーダーチャートで評価しているのだが、
どういう訳かこれに目がいってしまう。
いつの間にかこのレーダーチャート見たさに、次々とページをめくっていた。
自分が昔よく行った地元の水族館が高評価だったのは相当嬉しかった。
このガイドを読んでものすごく行きたいと思ったベスト3は、
3位、池袋のビルの10階にあるサンシャイン国際水族館、
2位、日本最大の沖縄美ら海水族館、
そして、1位、20種類以上のクラゲを飼育している鶴岡市立加茂水族館。
どこも遠い所ばかりだが、近いうちに必ず行きたい。
あなたも、お気に入りの水族館を見つけてみて欲しい。
一緒に購入した「水族館の通になる―年間3千万人を魅了する楽園の謎」 中村 元
も面白かった。
普段知ることの出来ない水族館の裏側が書かれていて、
水族館に行けば誰もが思う疑問に分かりやすく答えられていた。
水族館が地震に強いなんて意外だった。















