皆様は骨盤というとどういうイメージがありますか?
なんかゆがんでそう?なんか大事そう?
はたまた、産後に骨盤調整だか骨盤矯正にいきました!という方も多いと思います。
日本人にとって骨盤は腰といい、または腹といいます。
英語の腹をTummyとかbellyとかstomachといいますが、
みんなちょっと上のほうで、日本人にとっての腹って下の方です。
そこには丹田という体の中心があります。
日本人にとって、そこは最も大事な部分と考えてきました。
だから武士は切腹する。腹を割って話す。
日本人は骨盤が大事な部分だという意識が昔からありました。
月偏(体を表す)に要なわけです。
昔の人は帯を結んで守っていたし、畳の生活で起き上がるスクワットのような
足腰をつかうポーズが多かったし、なにより家事を中腰ですることが多かったので、
骨盤回りの筋肉も骨盤底筋もすごく丈夫で弾力があったのではと推測されます。
(触ってないからわからないけど)
ところで、ここ60年くらいで日本人の平熱が1度下がったといわれています。
60年前の日本人の平熱は36.8度あり、医学的には36.5度から37.2度が平熱
とされています。ところが現代人の平熱は35.5度から36.2度程度で、
とくに女性の8割は平熱が36.5度に届かないといわれています。
36.5度ってなんか高いイメージですよね?つまり、現代人は冷え性なんです。
そして不妊症も増えていて、これは世界的に問題となっています。
じつに成人人口の1/6が不妊の影響を受けているとWHOが発表しました。
冷え性で不妊症、これは骨盤と大きく関係があります。
昔の人のように自分の足腰で動くことが増えたら、これらの問題も解消するのではないか
と考えられます。
私は骨盤調整のレッスンで自己整体をおこなってもらいます。
骨盤を動かす動きが多いのですが、実際受けられると、体がぽかぽかすると
皆さんおっしゃるし、実際に私も不妊症がなおってヨガや骨盤調整をはじめてから、
平熱が35.5~7度だったのが36.4~6度になりました。
あともう一つ重要な場所が骨盤底筋群です。
ここはインナーユニットの一部で体を支える部分。ここがきちんと機能していると
姿勢が正されダイエット効果もあります。
ちょうど骨盤の下にあたる部分です。
突然こんな図を見るとびっくりするかもしれませんが、私たちの骨盤の下についている筋肉で
内臓を支えている部分です。
ここが残念ながら歳とともに弾力がなくなり、薄くなって筋力が弱まり、
内臓を支える力がなくなってきてしまうんです。
だから骨盤ケアが必要なのです。
これは自分でできるのでやってみてください!
例えば
・歯磨きをしながら太ももにタオルを挟んでぎゅっとタオルを腿で押すようにする
・おしっこをしている途中で何度かとめてみる
これができたら今度は
・吸って骨盤底筋をゆるめる→吐きながら引き上げていく
(おしっこを我慢する感じ、膣がわかれば膣からなにか吸い込む感じ)
ぜひやってみてください!
ウエスト周りがすっきりしてヒップの位置があがります☺
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