心と身体を緩めて穏やかなあなたへ戻す場所

 

治療院 『ばいたるえなじ~』

癒し手しげさんのアシスタント、くみです。

 

 

 

 

私の母の話なのですが、

心配性というか…とても真面目なんですよ。

 

 

 

どこかに出掛けるときには、

ガスの元栓が閉まっているか、

何度も何度も、それこそ3回くらいは確認しますし(笑)

 

 

用意周到なカバンの中には、

除菌用のアルコール、ソーイングセット、

バンドエイド、のど飴などなど、

ドラえもんのポケットのように色々なものが入っています。

 

 


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そんな母から、

「忘れ物をしないようにしなさい」

と厳しく言われ続けていたので、

私は子供の頃、

学校に行くときに忘れ物をしたことなんてありませんでした。

 

 

(うちの双子たちは、

せっかく忘れないように前の日に玄関置いておいた上履きを持って行かなかったりしますがね…)

 

 

 

 

 

その真面目な母ですから、

 

 

待ち合わせをすると、

約束していた時間よりも絶対に早く着いちゃうんです。

 

 

いつも大体30分くらい前かな?

 

 

 

約束に遅れてはいけないという緊張感や、

もし電車に遅れが出てたりしていたら?という不安感で、

いつも早め早めに行動しているんだと思います。

 

 

 

それはいいと思います。

 

 

でもね。

約束の時間よりも、ものすごーく早く着いたことを、

必ずわざわざ連絡してくれるんです。

 

 

 

約束の場所に着く前というか、

何なら家を出た時点で、

「早く出すぎちゃった(^_^;)30分前に着きそう。」

みたいな感じで。

 

 

 

それを見越して、

母との待ち合わせするときには、

約束の時間よりもかなり早めに待ち合わせ場所に着けるようにしているのですが、

それじゃあ、時間を決めた意味がないじゃん?(笑)

 

 

 

何というか、

約束の時間に遅れたわけではなく、

むしろ時間よりも早く着いてるのに、

 

待たせて申し訳ないという気持ちになりますし、

向かっている最中に、

遅れているわけでもないのに焦ってしまうんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

実は昨日、母と待ち合わせをして出掛けまして。

 

待ち合わせの場所は、

互いの家からみてちょうど真ん中辺りにあるターミナル駅。

 

 

 

でね、私がそろそろ家を出ようかというタイミングで、

 

「早く出すぎちゃった(^_^;)30分前に着きそう。」

 

というLINEが…。

 

 

 

 

母に悪気は全く無いと思います!!(笑)

 

 

 

でも、何か今日はとても嫌な気持ちになってしまって、

 

 

電車の中から、

しげさんにLINEで愚痴を聞いてもらいました。

 

 

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以下、しげさんとのやりとりです。

 

 

「前も少し聞いてもらったと思うんですが、

今日、また母からLINEが来たんです」

 

 

『どした?

また、早く着きそうってやつ?』

 

 

「そうです」

 

 

『いいじゃん、別にこっちが遅れるわけじゃないんだから』

 

 

「でも、何か急かされてるような気持ちにさせられるじゃないですか?」

 

 

『まぁ、気持ちは分からなくもないけど…』

 

 

「わざわざ連絡してくる必要はないですよね?」

 

 

『まぁね。遅れてしまうのならできるだけ早いタイミングでの連絡が必要だけど、早く着いたのなら待ってりゃいいだけだもんね』

 

 

「でしょ?

今日は、感情的にならないように母に話してみようかと思うんですけど…」

 

 

『何を?』

 

 

「わざわざ連絡してこないでって…。

私ならいいですけど、

多分、友達と待ち合わせしたとしてもこれやってると思うんです。

母の友達も、私と同じように不快に感じてたらよくないかなって…」

 

 

『あはは。怒ってるねぇ。

でもさ、いまのくみさんは、

【不快だ】っていう気持ちが前面に出てるよ。

 

まぁ、それを感情的だって言うんだけども、

当事者ではない立場で傍から見てたら、

いつも通り、予想通りの行動だな、ってむしろ可笑しいくらいだけどね』

 

 

「う…」

 

 

『多分ね、くみさんは、

お母さんが自分の都合で早く着いただけなのに、

それをわざわざ伝えてくることに何の意味があるんだろうって思ってるんだよね』

 

 

「そうなんです。なんか、マウント取りに来てる?くらいに思います。

約束の時間よりも早く着いたことが偉いとでも言ってるの?みたいな…」

 

 

『それはわかる。

約束の時間なんて、ゼロかマイナスしかないよね』

 

 

「え?どういう意味ですか?」

 

 

『約束の時間通りに着いて普通、つまり±ゼロで、

もし遅れたらマイナス。

でも、早く着いたとしてもプラスにはカウントしないよね』

 

 

「そうですよね」

 

 

『なのに、わざわざ早く着いたって連絡されたら、

こっちだって遅れずに着いているのに「お待たせしました」って言わなきゃいけなくなるしね』

 

 

「ほんと、それがイヤなんですよ」

 

 

『でもさ、お母さん的にはひょっとしたら、

「約束の時間より早く着いているので、もしくみさんも早く着けるようなら、約束の時間よりも早く落ち合えるね」

みたいなつもりで言ってるのかもしれないし…。

きっとね、お母さんのそういう連絡には、

悪意も他意もないと思うよ』

 

 

「それはそうなんですけど、

でも、やっぱりよくないと思うんです。

もし、伝えるとしたら何と言えばいいんでしょう?」

 

 

『相手が攻撃的な言葉だと感じないように、

慎重に言葉を選んで、

その連絡が何でイヤだったのかを丁寧に伝えてみたら?』

 

 

 

 

そんなやり取りの後、

私なりに色々と考えてみました。

 

 

 

で、思い出したのですが、

そういえば以前、別の件でしげさんがこんなことを言っていました。

 

 

 

悪意や他意がないとしても、

何か言葉を発するときには、

その言葉に本質的に内在する意味まで考えないといけないよ…。

 

 

これだ。

 

 

本質的に内在する意味か…。

 

 

「早く出すぎちゃった(^_^;)30分前に着きそう。」

 

 

「私は30分前に着くから、あなたも早く来てね」

 

 

てな感じ?!

 

 

 

きっとね、母はしげさんが言うように、

 

「約束の時間より早く着いているので、もしくみさんも早く着けるようなら、約束の時間よりも早く落ち合えるね」

 

くらいの気持ちで連絡をくれてるんだと思います。

 

 

でも、たとえ母がそう思っていなかったとしても、

 

勝手に時間をつぶしていてくれたらいいような状況下で、

わざわざ「早く着いた」と知らせてくる言葉には、

本質的にそういう「あなたも早く来て」的なニュアンスが含まれてしまうということですね。

 

 

 

 

私は大丈夫だろうか。

言動、行動に気をつけたいと思います悲しい

 

 

 

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ちなみに…もちろん母に悪気はなく、

「確かにそうだわ。嫌だ、私ったら…気を付けるね笑い泣き

とのことでした(笑)

 

めでたしめでたし

 

 

 

 

 

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