心と身体を緩めて穏やかなあなたへ戻す場所

 

治療院 『ばいたるえなじ~』

癒し手しげさんのアシスタント、くみです。

 

 

 

 

 

しげさんは果物が好きです。
 
 
 
 
中でも、特にスイカが好きです。
『わし、スイカなら、
子供と本気でケンカして取り合う自信ある』
と豪語するくらい…
 
 
 
 
 
でね。
先日、お客様に立派なスイカをいただきまして。
 
運のよい門下生何人かと一緒に、
美味しくいただきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しげさんがカットしてくれたのですが、
頭のいい人のすることはよくわかりません。
 
 
 
 
 
一口サイズに切ってくれてあるのですが、
一つ一つの形が三角錐?のような形になっていまして、
 
 
 
 
しげさん曰くは、
『全てのカットに、
スイカの真ん中が含まれてるよ』
 
 
 
????
 
 
 
 
色々と説明されてもよくわからなかったのですが、
不公平にならないよう、全てのカットに、
一番おいしい中心部が含まれるような切り方があるそうな。
 
 
 
 
私ではよくわからないので、
興味のある方は、
しげさんに直接聞いてください。。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
で、みんなで美味しくいただいた後、
しげさんに、
『皮は捨てないでね』
と言われまして、
 
 
 
「そんなこと言われても、
すぐに捨てなきゃ腐っちゃうじゃん?」
 
と思案していると、
しげさんが台所にやってきて、
いきなり包丁を研ぎ始めました。
 
 
 
スイカをカットしたときに、
既に砥石を水に浸けて準備をしていたようです。
 
 
 
 
何かね、
包丁を研いだり、
そういう職人さん的な作業、
よく似合うんですよ、このおじさん。
 
 
 
 
 
そして、包丁が研ぎあがると、
今度はおもむろにスイカの皮を手に取り、
 
 
 
少しだけ残っている赤い実の部分と、
その反対側の濃い緑の固い皮の部分を、
 
大根の桂剝きの要領で手際よく切り落としまして。
 
 
 
 
 
要するに、スイカの
赤いところ、うす緑のところ、濃緑のところ、
という三層のうちの真ん中の部分だけを切り出し、
 
 
さらにそれを大きめの短冊切りで、
あっという間にバラバラに切り分けました。
 
 
 
 
立派なスイカひと玉分の皮ですからかなりの量でしたが、
その大量のスイカの皮の短冊切りをタッパーに入れ、
 
かなり多めの粗塩を揉み込み、
更に粉末の和風だしを振り入れてふたをすると、
 
 
しげさんは嬉しそうにそのタッパーを冷蔵庫に仕舞いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「何なんですか、あれ?」
 
『へへへ、内緒』
 
 
「教えてくださいよ」
 
 
『明日か明後日には食べさせてやるから』
 
 
「え?食べるんですか?」
 
 
『そだよ。スイカの浅漬け』
 
 
「だって、捨てるとこですよ?」
 
 
『何言ってるんだよ?スイカは英語で?』
 
 
「watermelon」
 
 
『だよな。くみちゃんは、メロンのどこを食べる?種のあるところ?外側の皮?このふたつの間の部分?』
 
 
「真ん中のところです」
 
 
『今、くみちゃんが捨てるって言ったのは?』
 
 
「あれ?メロンの食べるところです」
 
 
『だよね。ウリ科のものって、ほとんどはここを食べるんじゃね?』
 
 
「あれ?あれ?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
で、今日。
 
 
しげさんが冷蔵庫に仕舞っていたスイカ浅漬けを食べさせてくれました。
 
 
 
 
 
感想。
 
 
え?何なのこれ?箸が止まらない…
 
 
本当に激うまでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
「何なんですか、これ?本当にすごく美味しいんですけど」
 
 
『でしょ。子供の頃、スイカを食べたら、いつもお祖母ちゃんが作ってくれてた』
 
 
「そうなんですね」
 
 
『何か、わしにとっては、夏の思い出の味だなぁ。』
 
 
「スイカって、カロリーとかどうなんですかね?」
 
 
『そこかい?(笑)』
 
 
「ほとんど水だし、カロリーは大丈夫そうですよね?」
 
 
『カロリーは知らんけど、ほとんどが水とはいっても、栄養はすごいんだぞ』
 
 
「そうなんですか?」
 
 
『うろ覚えだけど、リコピンとβカロテンとカリウムが多いんじゃなかったっけ?』
 
 
「すごいじゃないですか」
 
 
『夏には良さそうだよな。あと、祖母ちゃん曰くは、【スイカは皮に栄養がある】だってさ』
 
 
「具体的には?」
 
 
『知らん。祖母ちゃんがそう言いよっただけ。でも、多分、祖母ちゃんの言うことは正しい』
 
 
「あははは。そうなんですね」
 
 
『うん、祖母ちゃんがそう言いんさったんじゃけぇ、絶対にそう』
 
 
 
 
 
 
 
で、調べてみました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
スカイの皮には、
【シトルリン】
という素晴らしい栄養素が豊富に含まれていて、
 
 
血管の拡張を促し、血流を改善する作用があるそうで、
 
 
漢方の世界でも、
スイカの皮を【西瓜翠衣(せいかすいい)】と呼び、
古くから漢方薬の原料として使っているそうです。
 
 
 
 
具体的には、
 
・コレステロール値の低下
・肩こり解消
・むくみ改善
・肌の保湿作用
・老廃物の排出
・ダイエット効果
 
などが期待できるとのことです。
 
 
 
また、
シトルリンにはホルモンバランスを整える効果があり、
「男性機能回復」にも非常に効果があるとの研究結果も出ているそうです。
 
 
 
 
 
なんかすごいですね。スイカの皮。
 
 
 
ちなみに、
しげさんに浅漬けのレシピを聞いたところ、
例によって、
 
 
 
 
『知らんがな。
んなもん、テキトーに切って、
塩を揉みこんでしばらく放っておいたらできるよ。』
 
 
 
それでもしつこく食い下がったところ、
 
 
西瓜を食べます。
 
食べ残した赤いところを切り取ります。
 
反対側の固く薄い濃緑の皮を剝ぎ取ります。
 
短冊切りにします。
 
荒塩を揉み込みます。
 
粉末の和風だしをまぶします。
 
冷蔵庫に一晩位放置します。
 
 
 
という回答と、
赤いところはほんのわずかに残した方が美味しいよ、
というアドバイスをもらえました。
 
 
 
 
そして、
『なぁ、知ってる?
畑からスイカを盗んで逃げるときは、
重くても二個抱えた方が走りやすいんだよ。
ひとつを両手で抱えると走れないけど、
両側に一つずつ、小脇に抱えたら普通に走れるからやってみ?』
 
やらんがな。。
 
 
 
 
 

 

 

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