こころと身体を緩めて穏やかなあなたへ戻す場所
治療院 『ばいたるえなじ~』
癒し手しげさんのアシスタント、くみです。
話題が話題なので少しぼかしますが、
先日、しげさんが少し遠くに出張施術に伺いまして、
私の大切な友人のお友達と、そのお母さんの施術をしてきてくれました。
今回は、私はお留守番だったのですが、帰ってきたしげさんが嬉しそうに話してくれました。
【嬉しそうに】というのは、
いたずら好きの少年のように、というニュアンスです…
しげさんは、初めましてのお客様にばいたるえなじ~の施術の説明をするとき、
デモンストレーションとして全身調整の施術の内の【手への施術】を先行して行います。
【手への施術】を片手にだけ行い、施術をしていない側の手との動きの違いを知っていただくのです。
つまり、施術は利き手ではない側の手にさせていただき、
利き手ではないにも関わらず、施術をした側の手の方が動かしやすい、という体験をしていただくことになります。
なので、まず、『利き手はどっちですか?』という質問をさせていただきます。
今回も、その流れで『利き手はどっちですか?』とお聞きした時に、
友人のお友達のお母さまが、
「どっちかわからないのよ。いろいろなことは右手でするんだけど、
何も考えないでとっさに何かをしようとしたときには左手が出ちゃうのよねぇ」
と答えられたそうなんです。
!!
しげさんがまさにそうなんです。
【クロスドミナンス】というそうなんですが、動作や作業によって使う手が違う人のことをそう呼ぶそうです。
よく【両利き】という表現をしますが、厳密には【両利き】というのは、
どんなことをするにも左右どちらの手も同じように使える人のことで、こういう人はほとんどいないんだそう。
で、【クロスドミナンス】ですが、ほとんどの場合、【本来は利き手が左手の人】が、
【みんなと同じように右手を使うべき】という考えの両親等に躾として右手を使うように矯正され、
結果としてほとんどのことは右手でするけれども、本来は左利きであるために、
躾けようとした人の目の届かないようなところでは左手を使うし、
咄嗟の時には左手が動いてしまうことが多い、ということなんだそうです。
で、しげさんは【セルフドミナンス】について説明する時に、
『俺、色々なことを右手でするように躾けられたけど、親の目が届かない時に使う手は左手なんだよ。
例えば、お尻を拭く時とか、大人になって夜のお作法で使う手とか(笑)』
というお話をするんです。1番最後のはスルーして下さい。
でね。今回、そのお話をした時に、お母さまが、
「え?皆さん、お尻って左手で拭いているんじゃないんですか?」
と、本当に驚いておられたそうなんです。
それが、しげさんにはすごく嬉しかったようで、
『ほら、俺と同じような目に遭ってた人って、多分みんなそうなんだよ』
と、本当に嬉しそうに話してくれた、と。
・
・
前置きが長くなりましたが、
今回お話ししたいのは、子供の利き手をどういう風にとらえるか、ということなんです。
しげさんは、【クロスドミナンス】ですから、つまりは、矯正された右利きということなんですね。
なので、鉛筆で書くような小さい文字は右手で書きますが、
ホワイトボードに書くような時には左手の方が使いやすいそうです。
そして、お箸はどちらの手でも器用に使い、ボールもどちらの手でも投げられます。
でも、子供の頃は、箸使いがとても下手で、それがすごいコンプレックスだったそうで。
父方の叔父さんが、躾に厳しい人だったようで、お正月などに親戚が集まる席では、必ず
「そんな箸の使い方をして恥ずかしい」と指摘されるのが嫌で嫌で、
ついに中学3年生の12月に、来るお正月に備えて猛特訓を重ね、完璧な箸使いをマスターしたんだそうです。
で、大学2年のときに、右手を大怪我して救急車で運ばれ、
そのまま入院したことがあったそうなんですが、その時にナースさんに
「そろそろお食事なんですが、ご家族とか来られますか?
病院としてはスプーンやフォークのご用意がなくて、必要な方はご家族に持ってきていただいているんですが…」
と言われ、
『あ、すぐには来られないので、とりあえず左手で箸を使ってみます』
と返事をしたそう。
そういう経緯で、生まれて初めて左手で箸を使ってみたところ、
中学3年生の時の特訓は何だったんだ?というくらい、ごく普通に上手に使えたらしいんです。
他にも、運動神経は割と良いはずなのに、なぜか球技はあまり得意ではなくて、
特にボウリングに関しては、一緒にプレイしたどんな女性にも一度も勝てたことがないそう。
で、先代アシスタントのまこさんたちとボウリングをした際にも、壊滅的なスコアだったらしいのですが、
まこさんに
「ねぇ、しげさん、本当は左利きなんでしょ?左手で投げてみたら?」
と言われて、初めて左手で投げてみたら、なんといきなりストライクだったとのこと(笑)
しげさん曰く、
俺の人生を返せ~(笑)
しげさんの母方のお祖母さまは左利きだったそうで、よく、しげさんのご両親に
「手はどっちでも使いやすい方を使わせてやりんさい。でも、ハサミと包丁だけは右手で使うようにしてやりんさい」
と言われていたそうで、しげさん曰くは
『あんまり、右手を使えって叱られた記憶はないんだけど、
母方のばあちゃんがそう言っていたことだけはよく覚えてるんだよなぁ。
だから、きっと色々な場面で右手を使うように矯正されてたんだろうなぁ』
でね。アシスタントをするようになって、うちの双子の娘たちもしげさんとご一緒させていただく機会が増えまして。
しげさん、子供たちと遊ぶ時、本当に本気で、全力で遊んでくれるんですが、ある時、
『くみちゃん、双子ちゃんたち、とくに妹の〇〇ちゃん、左利きだよ?』
と指摘を受けました。
そう言われて注意して観察してみると、
子供たちが遊んでいて何かに熱中したり、咄嗟に手を使ったりするような時には、
左手を使っているんです。
これまで、何も考えずにお箸も鉛筆も右手を使うように指導していましたが、
そういう目で見ると、例えば鉛筆削りを回す時とか、ふたりとも左手を使っていて。
しげさんの苦労話を聞いていましたので、若干うろたえてしまい、しげさんに、
「どうしましょう?何か、本来であればしなくてもいい苦労をさせてしまってたんでしょうか?」
と聞いてみたところ、
『別に本人たちが苦労したと思ってないんなら、そんなに思いつめなくてもいいと思うよ。
でも、俺が子供の頃と違って、個性として左利きが認められているし、
左手用のハサミだって当たり前のように100円ショップにだって売られているんだから、
【どちらの手でも使いやすい方の手をつかったらいいんだよ】って言ってあげたらそれでいいんじゃね?』
というお返事でした。
経験者であるしげさんの言ってくれたように、
これからは子供たちの使う手には執着せず、
【使いやすい方を使えばいいんだよ】というスタンスで接していこうと思います。
ひょっとしたら、そういうお子さんがいらっしゃる方もいるのではないか、
ということで、あまりにも対象者の少ない(笑)気づきのシェアです。。
長くなりすみません(笑)
お読み下さりありがとうございました。
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