毎日の施術の中で、ふと先のことを考えることがあります。それは、今後の医療や人口の変化について。

医療費が日本の財政を圧迫しているのは、ご存知のことだと思います。世界でも有数の先進国である日本。おそらく、しっかり対策は練られていることだと思いますが、今後はどうか…。

国税を支えている側が支えられる側に回った時、おそらく医療にも大きな変化が起こる。健康保険料がないのだから、保険で賄われるケースなども激減するだろう。そうなれば、整骨院業界はどうなるか…
多くの整骨院は廃業に追い込まれる。
リラクゼーションを提供するのではなく、
しっかり患者さんのお手伝いができる治療家でなければ、10年後は生き残るのは難しい。それも”予防”や”機能改善”も視野に入れた次世代の技術を取り入れた整骨院。たまにはこのようなことも勉強しなければいけませんね。


 
人口問題は医療にも大きな影を落としている。「2025年問題」である。団塊世代が後期高齢者(75歳以上)になる25年には、高齢化率が30%を超え、それに伴い医療や介護の需要が大きく増えるのだ。
(引用 YomiDr. )

「治す医療」から「治し、支える医療」

 25年を10年後に控えた今年、政府は「2025年問題」への備えとして、「慢性的な病気を患う高齢者を支える『ケア型』の医療」に大きく軸足を移す。
現在は手術や救急医療を担うための急性期の病院が多いが、これからはリハビリや在宅医療、介護サービスなどを充実させるという。

 ただ、こうした施策の動きに医療現場が追いつかず、高齢者の行き場がなくなる危険性も指摘されている。

 高齢者が爆発的に増える都市部や、すでに人口減が進み、診療科の縮小・閉鎖が起きている地方など、課題が表れ始めた医療現場をこの1年を通じて取材し、これからの医療や介護のあり方を考えたい。
(引用 YomiDr. )