東明公園を後に車を走らせ向かった先に
「我路ファミリー公園」
去年通ったときは草が茂りうっそうとしてて
熊が出そうだったからスルーしてたところ
熊じゃなくライオンがいました
公園と言っても寂しい雰囲気
渡れそうだったから奥へも行ってみました

キャンプ場のようだけど利用できるのかな?
そして我路ファミリー公園の入口には
「三菱美唄記念館」なるものがありました
灯りがついてたからちらっと中へ
炭鉱があった当時の様子や資料がありました
1956年には人口のピークを迎え9万人のうち
6万人が炭鉱関連地区に住む人だったようで
炭住 (炭鉱住宅) が並ぶ圧巻のジオラマも
更に車を走らせ「炭鉱メモリアル森林公園」へ
かつて美唄に炭鉱があったことの証が
そこにありました
現在見ることができる建物は4つ
【原炭ポケット】
採掘した石炭を保管しておく施設
傍らに安田侃「吹雪」

こぶしの花が咲いてました
【竪坑巻上櫓 (たてこうまきあげやぐら) 】

高さ20m、深さ170mあまり
この竪坑は人員や資材、石炭やズリを運び出す
エレベーターの役割を果たしていました

奥の櫓は入気坑、手前の櫓は排気坑としても

近くで見ると迫力あるー

ここにも安田侃「妙夢」
この「妙夢」は待ち合わせスポットでもある
JR札幌駅コンコースでも見ることができます

エネルギー政策が石炭から石油へと転換され
1963年に三井美唄炭鉱が閉山
1972年に三菱美唄炭鉱が閉山
1995年には最後まで残っていた歌志内市の
空知炭鉱が閉山し道内の炭鉱は姿を消しました
2007年には三菱美唄竪坑櫓、原炭ポケットが
近代化産業遺産に認定されたんですって

そして電源を管理していた開閉所内にも安田侃
この「意心帰」は知事公館でも見られます
そうだ、ノーザンホースパークにもあります


道道135号線沿いに2基のタワーが見えます
自由見学、駐車場あり、熊には気をつけて
少ないけど他にも見に来てる方がいました
アルテピアッツァ美唄にも立ち寄りました
美唄出身の安田侃の作品を数多く展示する
野外彫刻公園として1992年にオープン
こちらは先程も見た「妙夢」
スモモの花が満開、ほのかに香ってました

カフェは混んでたのでテイクアウト
作品に腰かけてゆっくりいただきました