道徳家の皆様へ


道徳は既に最高道徳であり、道徳は科学しなくても道徳科学です。心づかいは化学反応ですから、何故その様に思考してしまうのか、原因(道)あっての結果(徳)です。死を目指して心を誘導する道が有るから、その道に惑わされない為に徳が生まれました。それすらもあやふやにしてしまうのが絶大な道(タオ)の働きです。


もう御分かり頂けたかと思います。


自我は退化滅亡、利己心を克服しなければ運命は改善されない。この事実だけは、道(タオ)も人間を欺くことが出来ず、隠しきれませんでした。このキーワードだけを頼りに、日々の積徳を心がけて、自我を克服し続けて、慈悲仁愛の心で努めて来た。今を生きる聖人を目指す人達に伝えて、私からの最後のメッセージにしたいと思います。


道徳は徳を極める求道の道ではありません。


道(タオ)の姿とは自らの心の内に際限無く現象化し続ける自我、利己心です。この世界で回避不可能な誰しも必ず通らなければならない道をつくるのは万物の根源である天(無・宇宙)が道(タオ)をつくります。天道とは全てを無(死)に返す働きです。道は利己心、自我、エゴ、煩悩を人に植え付けて退化滅亡を促します。無(死)への回帰が道の終着点です。あなた方道徳家はこの世には普遍の法則があり、それを守り法則に従って順応同化する者が永続する。この言葉と共に法則を明確に分からずとも世界には揺るぎない、守らなければならない法則があることを伝え続けて来ました。法則を明らかにしなければなりませんね。法則は日月神示です。


道(タオ)は利己心を植え付けて、グレゴリオ暦のカレンダーをもって太陽と月の全体調和の波長を歪めることで、暦の宙芯、基本となる法則を隠し、この世を大混乱に陥れる天の岩戸としました。人類に日月神示(13月の暦)を無視させて明確な意図を持って退化滅亡を促し、無へと回帰目指して来ました。


日月神示(明らかに法則を示す)

日+月=明らか 神=法則 示す時なんですよ。


道徳家は法則尊重を唱えながらも、実際には道(タオ)に欺かれて法則無視の中で、今も法則尊重を叫び続けています。相対しなければならない道(タオ)を他所に、盲目に道(タオ)が何かも分からず道徳を伝えて来た訳です。相対する相手は人間の自我、自分本意の利己心だと思って来たことが大間違いです。相対する者は明確な意図をもって人に自我を植え付ける絶対者です。神をも超えた絶対者、万物の根源(天)です。老子は万物の根源を人智を遥かに超えた者であると伝えました。自我を植え付ける者は道(タオ)です。闇雲に自然と現象化し続ける利己心に徳を処方したのでは効果が無いことは経験されて来ましたよね。私達は相殺しなければならない対象である(道『タオ』)を見失わされて徳を処方して来たのです。


徳は利己心に処方するものではありません。それでは本来の効果が得られません。徳は道に処方して道(利己・退化滅亡)を打ち消すものです。道は無(死)に誘導します。道の姿とは利己、利己は動物の本能です。利己が退化滅亡促す道(タオ)の姿形。道(タオ)の相殺は徳(利他)の進化永続です。


道が隠した宇宙法則(道理)は天地相殺で成り立つことです。もう道から欺かれて忘れてはなりませんよ。


同じ生命が殺して食べて無に返すのは天の働き

天の無に抗って命を愛で繋げることが地の働き


道徳とは天地相殺。

天は無。地は愛。


道(退化)に抗い

徳(進化)をもって相殺する。


あなた方は道徳家であると共に神道家です。


神(利他)となって

道(利己)に抗い相殺する。


神道と道徳は救われない天の道(タオ)を

救済(相殺)するものです。


天『宇宙』(無)道(利己)退化滅亡

地『地球』(愛)神(利他)進化永続

人『生命』(恩)徳(利他)進化永続


天(無)+地(愛)=人(恩)


徳(恩を知る慈悲の心)

天地万有の生命に感謝する

恩を知る慈悲の心が

天地人を肯定する三方善の心です


神勅は既に降りています。

沢山の先人先輩方が、今は故人となられた方達も本心に生き継ぐ無限大の心と共に精神伝統となって貴方と共にあります。


貴方が宇宙の宙芯にいる主人公です。

貴方は無限大。


天地万有の生命に感謝する恩を知る慈悲の心が

万物の霊長足る人間の核心を成す根源の心です


真の道徳家として覚醒する時です。