8月15日は、イタリアの祭日「FERRAGOSTO」。サルデーニャでは、ホテルの飲食で遠征している具井戸は、お休みの日なんかではまったくなく、一番忙しい正念場だったのだ。
朝、出会うと気楽なムードで会話の一つ二つ交わす、構内のメンテナンスの仕事をしているジョヴァンニ(上の写真左)は、この日、黙々と氷を削り、なんと鯱みたいなのや、白鳥みたいなのや、氷の彫刻をバシバシつくっているではないか。朝から日本料理店ではなく、カステッロ(城)と言う名のホテル内にある厨房に入ると、凄い活気!しかも、野菜やフルーツを切り込むステファノの作品がゴロゴロ。
毎日の単調な仕事では、何もかも機能しない人たちだと見えていたが、宗教行事という大義名分と、実は年間行事を律儀にキメルイタリア人の底力をここに見た。
すべてが整って、7時。オープンまであと30分と言うひと時に、写真班が記念撮影している間。具井戸も便乗。
同店のシェフ、エフィシオを中心に、ずらっと並ぶ。シェフの満足そうな顔。
まずはお客さん用に登場したお料理の数々。
そのあと具井戸たちがいただく。
かぼちゃには龍が・・・。
おや?ちょっとした注目を浴びているのは、われらが具井戸さんたちではないか!(右が具井戸)
ここでは、バイキング式に、巻き寿司とニギリ。ニギリの方は、お客さんも注目のライヴで、どんどん作っていく。
やや、500個用意していたのもたちまち売れきれ、このあと軽く100くらい追加で追いかけ作っている。
またまたセンセーショナルに登場したのでした。