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アップグイド筆のイラスト。日本の習慣をイタリア人に伝える「日本のお風呂」ベル


 「芸は身を助ける」という。しかし、いろんなことに手を出した人を見て、人は「器用貧乏」などともいう。 あらゆる知識を身につけて、あらゆる経験を積んでいると、それがいつか役に立つ時もある。が、目標だけはコロコロ変えるべきではないようだ。


今でもこのようにブログを書いているが、今こうしてネットを扱えるだけでも、ヒトマネから入ったお陰でもある。 その上、不幸中の幸いにも、パソコンのせいで自動的に画像を入れたり、いろんなことができなくなったので「必要は発明の母」で、「タグ」を使って画像などを入れることを覚えた。 不便だが、修行だと思えばいい。


今日は、日本から来る人たちを有名なスカラ座とヴェルディの(音楽家たちの)養老院を案内する仕事がある。 そのためには、やはりスカラ座について、ヴェルディについて下調べしておく。


9月、いよいよ、あのTV番組で俳優として出演する場合は、俳優の勉強はしておきたいし、ロディーの寿司バーの応援にも駆けつける。


ある日、ある学校でイタリア人に日本語を教える勉強をしているAさんは、グイドの教室にあった教材であるグイドが描いたイラストを見て、彼女が行く学校で使うイラストを約40枚描いてほしいと言われた。 かつてマンガ家を目指したグイドは、かくして楽しみながらもイラストを描いたのだが、この「芸」を復活させながら、グイドの一貫した活動のために役立てられるアイデアが浮かんだのだ。。


 TOZAIサイト用で、まずこのイラストを使い始めるために、スキャナーで取り込んだ。(写真) よし、うまく行った。少しずつではあるが、「器用貧乏」で終わりそうだったものが「身を助ける『芸』」になるつつある。