「ヴィットリオ・エマヌエレ逮捕!!」日曜日のテレビニュースで出し抜けに報道した時、またお笑い番組のジョークだと思ったが、実は事実だった。ショック!



 このヴィットリオ・エマヌエレ2世と言う名前の通りや広場はイタリアの町の最も重要な場所に位置している紛れもないイタリアの初代の王のことであるが、その名前を引きつぐサヴォイヤ王家直系の人である。 イタリアが共和制になって、この一家はジュネーブで、遺産で食いつないできたため、金が底をつく頃には、多分甘い言葉で誘いの手が伸びてきたのだろう、なんでも売春に関わる悪の組織から裏金をうけとったらしいが、それにしてもかつての国の王家ですぞ! もう一つの話題、あのサダム・フセインに死刑が宣告され、彼は法廷で笑い始めたという。 そりゃ笑えるだろう。 にひひ


元王様でも、皇帝でも、独裁者でもなんでも、正しいかどうかは別として、力をなくしたときは、生存の権利を絶たれるのがこの世の常である。 ウラで何やっていたって「元アメリカ大統領ブッシュ逮捕」「イギリス皇太子チャールズ逮捕」なんて当分は想像も出来ないが、権力を失って、みんなから「あれもやった」「これもやった」なんて、たたけば埃がたつ人は結構いるだろう。ドクロ


 ユーベントスの八百長ではモッジ一人が槍玉に挙げられている。 金と権力の世の中、こういう大物とは別の世界で生きていることだけでも幸せ者だ。 あとはこの世の移り変わりの犠牲にならないよう、いろんな情報を収集し、頭でちゃんと考えよう。 むっ