今夜、時計の針は1時間進む。太陽に光がどこか違う。そう、毎年のことだがサマータイムがやってくると、どんより空のヨーロッパ的な街角ではなく、厳しい寒さには、コートやマフラーで隙間なく覆う反面、ラテンな地中海の風なら、衣服の中に入って体に直接流れてほしい。そんな土曜日の午後は静かだが、14時からはじまり、今晩は、一晩中コンサート、ポエム、ダンス、スポーツ、ゲーム、ショッピング、観光、などなど・・・。これでこそイタリア。遊歩道を歩けば、テーブルやイス、パラソルで冷たいものを飲む人々が楽しい時間を過ごすバールでいっぱい。これからの数ヶ月を楽しむスタート。それが今日の「Festa di primavera」。これを読んでいるアナタ、グイドに会いにミラノに来て。今、思い立ったら旅立とう!