バレンタインデーからチョコレートを連想し、チョコレートと言えばイタリアの有名なPerugino社のBACI(キス)を連想し、そのチョコと言うのが、包み紙の中におみくじのような紙が入っていて、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、そしてイタリア語に訳された「愛のメッセージ」が入っている。チョコレートに中にはアーモンドが入っていて、製品の味ももちろんだが、「BACI」と言うネーミングと、この「愛のメッセージ」は、人々の心を捉えたと言える。  その「愛のメッセージ」は有名な人の格言であり、それを思い出しながら連想(連想ゲームか!!)したのが、いつも持って歩いているバッグの中の「l'agenda di MURPHY 2006(2006年度版マーフィーダイアリー)」である。     日本でも「マーフィーの成功法則」とか何とかの本はよく知られていてグイドも「潜在意識」の働きに注目しているところには興味をもって、「プラス思考」を勧めているあたりには共感を感じていた。  イタリアでいうアジェンダは、ダイアリーと訳すと日記に当たるDiarioと混同するが、実はビジナスマンなどが、何時から何時は、これの約束が合って・・・と書き込む方だけを指す。   外国語を学習するとき(16年も住んでいて、まだ学習かよ?なんて思わないで下さい。3歳を過ぎた頃に覚えた言葉はすでに「母国語」とは言えず、言葉って奥深いから生涯学習で向上するべし)毎日1フレーズをネーティヴが書いたものを、声を出して読み、見ないでも言えるようにする鍛錬になる。   日本の「マーフィーの本」=「お金持ちになる法則」のような傾向があるのは、日本の読者がそれを求めているからだろう。グイドが経営者になろうと、経営コンサルタント(ロンバルディア州から奨学金が出て無料!16年ほど前、グイドが通ったイタリア語講座も無料だったが、グイドはイタリアでの生活にはホント、ツイている)のところに通っていたとき、彼は「人はお金持ちになりたいという欲望と性に対する欲望を直接的間接的にしても満足させることにお金を使おうとする」と言っていた。   そう言えば、他のブログを見ると「金」と「性」への好奇心を刺激するものへのアクセスは多いようだが、グイドは、そのどちらも「しあわせ」が最終目的じゃないか、という哲学で、このブログを立ち上げたのだが、実際は「しあわせ」と言うキーワードは、インパクトが弱いのは知っている。しかしグイドは、これでいいと思っている。  ブログは、まずグイド自身が納得して書くこと。その上で、たった一人が読んで喜んでくれるだけでも、これを何年も書いてゆく甲斐があるというものだ。   昨日のフレーズ、今日の一言 III legge di Arthur sull`amore I gesti d`amore degli altri sono innegabilmente romantici. I tuoi sono irrimediabilmente sciocchi これを訳してみましょう。