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  一昨日のブログでは、フランスに感謝 したので、今日はドイツの感謝する。

  2002年、ヨーロッパの通過が、リラやフラン、マルク、ペセタというそれぞれの名前で、それぞれのレートだったのが、ユーロと言う共通通貨になって久しい。ヨーロッパ連合(EU)は、それぞれの言語が存在する部分は違うが、アメリカ合衆国(USA)と言うのに、似てきた。

  ユーロになって不満を言う人もいるが、イタリアに住んでいても、他のヨーロッパの商品やお店などが、より自由に行き来しているような気がする。ドイツに会社があるJ社の人の話では、共通通貨の年を境に、イタリアの国境を越えて商品を運んでいると、これまで関税がかけられたのが、なくなった。

 ヨーロッパ間の貿易が、より楽になったと言うことだ。


  イタリアの物価は正直言って、上がってしまった。一般市民は、これまで以上に働かなければ食べていけないとか、どうやって節約しようとか、楽しみを控えようとか、輸出が難しくなった、などなど・・・生活に工夫が必要になったのだ。どんなマイナスな出来事も、人によってはプラスにしている人が必ずいる。

  個人商店はもちろん、地元のスーパーマーケットの物が高い時勢には、イタリアで言う「ディスカウントショップ」の買い物客は増えた。

  イタリアにある、それらのチェーン店では「PENNY MARKET」「LIDL」「IN`S」などがあるが、実はどれもドイツ系企業である。商品陳列は、スーパのようにきれいでなく、ダンボールの梱包の上だけを開けてあって、その下にもダンボールが積んである感じ。

 以前は、出稼ぎの外国人みたいな人が多かったが、最近は普通のイタリア人が増えている。

 安いからである。


 物価が上がってしまったのは、どうしようもないが、モノが安い国から仕入れて、安売りに努力するこのドイツの企業がイタリアで競争してくれれば、イタリアのお店もやすくせざるをえなくなる。

 私は、個人的に「PENNY MARKET」が、一番気に入っているし、今日も一週間の買い物を、このお店で買う。経済評論家が言うように「EUがグローバル経済に向かったのではなく、グローバル経済がEUに入り込んだのだ」世界は一つになった。


  高速道路で、PENNYのトラックを見たとき叫んだ。

DANKE DEUTSCHLAND!!

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